MotoGP第7戦イギリスGPを17位で終えたエネア・バスティアニーニ(テック3)は、苦しい現状を口にした。
昨年ドゥカティで2勝を記録しているバスティアニーニは、今季移籍したKTM陣営テック3で厳しいレースが続いている。直近のイギリスGPでも予選17番手から17位で、ポイントを獲得できなかった。
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「今日はとても複雑な1日だった。このバイクで何かやってやろうとしたんだけど、何もできなかった。プッシュすることも不可能だった」
バスティアニーニはレース後にそう語った。
「すごくフラストレーションが溜まるよ。多分僕のキャリアでも最悪のレースだった」
「レース中は何度もピットに入ろうかと思った。でも最終的には自分のためにも、チームの皆のためにもレースを完走することができた。だけど正直に言って、全くうれしくなかった」
「現時点で僕はコース上で最悪のライダーだ。KTMは僕の将来のために何かをする必要があると思う。だって、こんなんじゃ続けられないだろう?」
なおバスティアニーニは1周目にフロントのライドハイトデバイスが解除されない状態で走っていたとも明かした。
「バイクがもっと僕と一体になっていれば、より良い結果は出たかもしれない。でも結局のところバイクは曲がらないし、電子制御も上手く機能していない。それが問題なんだ」
KTM陣営で苦戦しているのはバスティアニーニだけではない。ファクトリーチームのブラッド・ビンダーもイギリスGPを「酷いものだった」と語っており、彼は14位フィニッシュに留まった。
「酷いものだった」とビンダーは言う。
「ストレート、そしてコーナーからコーナーの間でもマシンが激しく揺れてしまっていた。決していいものじゃない」
「特にフロントには自信が全然持てていなかった。誰かの後ろを走っているときは大丈夫だったんだけど、単独になると途端に、フロントが流されてしまうようで、文字通りバイクを傾けられなかった」
「ゆっくり走っていても、クラッシュしなくてラッキーだったなという瞬間があったんだ」
ビンダーはチームと彼の今後の向かう先について訊かれると、こう答えた。
「理想的な状況ではないよね。誤解しないでほしいけど、15位でレースをするのは無理だといいたいんだ。でも文字通り、それが今の僕らのレベルだ」
「だからちょっと厳しいね。自信をまた取り戻す必要があるんだ。でも、きっと解決できるよ」
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