■市販化に期待!マツダ「ICONIC(アイコニック) SP」
2025年10月末から東京で開催される「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」。次回は2年に一度の「ショーイヤー」にあたります。多種多様なコンセプトモデルが登場し、会場を沸かせてくれるでしょう。
【画像】超カッコイイ! これがマツダの新たな「ロータリースポーツカー」です! 画像で見る(85枚)
2年前に開催されたジャパンモビリティショー2023でも、多くの注目を集めたコンセプトカーが出展されました。なかでもマツダ「ICONIC(アイコニック) SP」は特に話題を集めた1台でした。いったいどのようなクルマだったのでしょうか。
アイコニックSPは、新しいロータリースポーツをカタチにしたコンセプトカーです。
マツダといえば「ロータリーエンジン」をイメージする方も多いはず。
そんなロータリー職人であるマツダらしく、アイコニックSPのパワートレインには、同社のコンパクトSUV「MX-30」PHEVモデルに搭載の「ロータリーEV」ユニットをベースにした、2ローターのロータリーEVシステムが搭載されています。
PHEVとなるこのシステムでは水素なども燃料に使用でき、最高出力は370psを発揮。
強力なパワーの反面、車両重量は1450kgと電動スポーツカーとしては軽量に仕上げられています。
軽量な造りから、走行性能の指標となるパワーウエイトレシオ(出力と車重の比)は「3.9」という十分な数字をマークしています。
ボディサイズは全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mm。低く設計された車体はワイドなボリューム感もあり、マツダの名車「RX-7」をイメージさせるルックスです。
またアイコニックSPのボディカラーには「ヴィオラ・レッド」という特別色が採用されました。「ソウルレッド」など、こだわりの赤を大切に扱うマツダらしい選択ともいえるでしょう。
ヴィオラ・レッドというカラーネーミングは、ボディ形状が楽器のヴィオラのくびれに似ていることが由来です。
これは「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」というマツダの企業理念に沿ったカラーコンセプトによるもので、白色の上から赤のカラークリアを27回も重ねるという、特別なソリッドカラーに仕上げられました。
ヘッドライトには往年のスポーツカーを連想させるリトラクタブルライトを採用。昔のスポーツカーファンには堪らない装備のひとつでしょう。
車体から突き出すリトラクタブルライトは、衝突安全性能や空力性能に影響があるため敬遠されがちです。今の時代にアイコニックSPに採用したのには、マツダの強いこだわりや覚悟が感じられます。
また、アイコニックSPはロータリースポーツとしての魅力だけにとどまりません。
プラグインハイブリッドの燃費性能を利用したロングドライブや、アウトドアやアクティビティ時の電源供給、そして災害時には家庭で必要な電力を1週間近く供給できるクルマになっています。
ロータリーエンジンを始め、「ロードスター」やRX-7など、走る楽しさを大切にしてきたマツダ。
そんなマツダが本気で開発をすすめる新時代のロータリースポーツの登場は、もう間もなくかもしれません。
今年のジャパンモビリティショーでは、さらに実用化に近づいたアイコニックSPに出会いたいものです。(TARA)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
購入後「1年以内に売られる新車」トップ10! 早期売却の背景に何が起きているのか?
葛飾区長が「失敗」宣言? 「青砥駅」の機能不全と空白30年──交通結節点が立石再開発に飲み込まれる日の現実味
愛らしい見た目で機動力抜群!? “16歳以上なら免許不要”の人気 特定小型原動機付自転「ウォンキー」シリーズに新色が登場 街で目を惹くカッコいい車体とは
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
まだやってるんすか!? 「ナンバープレートの封印にペットボトルのキャップ」取り締まられたら恐ろしいことに
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
4年ぶり復活! ホンダ新型「“5人乗り”SUV」発表! “アコード”エンジン&高性能4WD搭載! “2列目”が広すぎる「6代目CR-V」どんなクルマ?
「やっぱトヨタはすげぇよ…」新型スーパーカー『GR GT』発表にSNSは興奮の渦!「V8ツインターボはあつい!」「会長は国宝」など絶賛
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント