今季のF1を圧倒的な強さでリードするマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に対し、最近はやや精彩を欠いたレースが続くチームメイトのセルジオ・ペレス。そんなペレスの去就に関する憶測を、レッドブルは公に否定した。
ペレスは今季序盤戦の市街地レースで2勝を挙げ、一時はフェルスタッペンと僅差の選手権首位争いを繰り広げていた。しかしモナコ、スペイン、カナダの3戦では予選でQ3に進めなかったことも災いして表彰台を逃し、続くオーストリアGPでもトラックリミット違反を繰り返して予選Q2敗退に終わるなど、不本意な週末が続いている。
■トラックリミットの餌食となりQ2敗退のペレス「システムが間違っている」と不満も、ホーナー代表は「あんなに飛ばす必要はなかった」
イギリスGPの後にはサードドライバーのダニエル・リカルドがピレリのタイヤテストでレッドブルのRB19をドライブすることになっており、リカルドがペレスと入れ替わる形でF1復帰を果たすのではないかという噂もにわかに立ち始めている。
レッドブルの相談役であるヘルムート・マルコは先週、地元オーストリアのテレビ局に対して、タイヤテストを通してリカルドの「本当の立ち位置」を見極めたいと話していた。そういったコメントも、ペレスに関する噂を加速させている。
しかし、チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ペレスがシートを失うという噂を早速否定した。
来季レッドブルに空きシートが出る可能性についてSkyに尋ねられたホーナーは次のように述べた。
「いや、チェコ(ペレス)がそこに収まることは決まっている。誰もが(ペレスを)完全に支持している。チェコの後任に関する話は的外れだ」
ホーナーはペレスがオーストリアで3度もトラックリミット違反を犯してQ2敗退に終わったことに対して、不必要なリスクを負ったと不快感を示していた。一方でホーナーは、決勝で3位まで追い上げるなど、ペレスが速さを見せていたことには少なくともポジティブな希望を感じたようだ。
「彼にかかっている最も大きなプレッシャーは、彼自身がかけているものだ」とホーナーは言う。
「ここでは速さがあったし、プラクティス1でも速かった。ラップタイムはマックスとコンマ1秒差以内だったんだ」
「だからこそ気分の良いものではない。彼にとっては良いスタートが切れていたはずなだけに、とても残念だ」
「チームとして悔やまれるのは、フェラーリ2台が接近してきているのに対し、チェコが後方に沈んだレッドブルは1台でしかそこに対抗できないということだ」
またレッドブル陣営には、ペレス以外にもプレッシャーに晒されているドライバーがいる。姉妹チームであるアルファタウリのルーキー、ニック・デ・フリーズだ。
デ・フリーズはここまで下位に沈むレースが多く、マルコもデ・フリーズがシーズンを乗り切るためにはもっと力をつける必要があると語るが、ホーナー曰くそこまで深刻な状況ではないという。
「今のところ、デ・フリーズを交代させる計画はない」とホーナー。
「彼らには少し時間を与えなければならない。もちろん、我々にはジュニアプログラムがあるし、ダニエルも控えている」
「彼(リカルド)はシルバーストンのレースの後、テストでレッドブルのマシンを走らせる予定だ。そこで彼の現在地や彼
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