2019年にFIA F2で圧倒的な強さを見せ、タイトルを獲得したニック・デ・フリーズ。F1への昇格はならなかったものの、その走りが評価され、フォーミュラEに参戦を開始したメルセデスのドライバーとして大抜擢された。
そのデ・フリーズは、ジュニアカテゴリーでは輝かしい経歴を並べる。レーシングカートでは世界およびヨーロッパでのタイトルを獲得。フォーミュラ・ルノーのユーロカップでは、2シーズン続けてランキング5位になった後、2014年にはタイトルを獲得。フォーミュラ・ルノー3.5でのランキング3位を経て、2016年はGP3に、そして2017年からF2への参戦をスタートさせた。
■シンガポールでの逆転勝利は、ベッテルの自信を回復させる”鍵”となったのか?
2017年シーズンのデ・フリーズの所属チームはラパックスだった。しかし、厳しいシーズンを過ごすことになった。
「その年が、僕にとってのF2での1年目というのはフェアじゃない……そんなシーズンだったと思う」
デ・フリーズは当時のことを振り返り、そうmotorsport.comに対して語った。
「僕はラパックスでF2のキャリアをスタートさせた。彼らは経済面での重大な問題に直面しており、スパ戦の2日前に、シーズン途中にも関わらず交代させられてしまったんだ。前もってそれを知らされることもなかった」
「だからちょっと厄介なシーズンだった。でも、そこで生き残るには十分だった。今思えば、僕のキャリアにおけるキーポイントだったかもしれない。だって僕はそこでシングルシーターでのキャリアを諦め、GTのレースでプロのキャリアをスタートさせるということだってできたかもしれないんだからね」
「でもその準備はまだ整っていないように感じた。だからシングルシーターでのキャリアを続けることを試してみたかったんだ」
デ・フリーズは翌年、プレマ・レーシングに加入することに成功。2018年シーズンは3勝を挙げ、ランキング4位になった。しかしデ・フリーズ曰く、同年はタイトルを手にすることではなく、勝つことを意識しすぎてしまったと感じているという。そしてそのことは、ARTグランプリで戦った2019年シーズンの良い教訓になったようだ。
「うん、確かに。僕は勝つことを意識しすぎてしまっていた」
そうデ・フリーズは語る。
「不思議なことに、チャンピオン争いに加わるという流れの中にいると、自然と勝利を手にできるものなんだ」
「周りの人たちが、信頼してくれるようになる。色々な物事が落ち着き、そして突然、色々なことが思ったように動き始めるんだ。2019年シーズンは厳しい序盤戦だった。しかし、そういうことを経験したんだ」
「長年にわたって培った経験により、自信と落ち着きを手にすることができた。そしてチームのサポートも、自分自身が落ち着き集中するために、同じように必要だった。そしてそれを構築していった……そのことが重要だったと思う」
デ・フリーズはフォーミュラEでメルセデスのマシンを走らせるのと平行して、先日はトヨタのWEC(世界耐久選手権)マシンTS050 Hybridもドライブした。今や様々なメーカーの視線が、デ・フリーズに注がれている。
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