MotoGP日本GP開催のもてぎに『ホンダコライドン』が登場。初の跨り体験や有人走行のお披露目を実施

　9月18日、ホンダはミライモビリティ『ホンダコライドン』を9月26～28日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される2025年MotoGP第17戦日本GPで展示することを発表した。

　ホンダコライドンプロジェクトは、“ポケモンデー”となっている2月27日に発表されたNintendo Switch用ゲームソフト『ポケットモンスター スカーレット』の中で出会うことができるコライドンの形をしたミライモビリティ『ホンダコライドン』の製作プロジェクトだ。

　株式会社ポケモンの監修のもと、“Hondaの本気が子供の夢になる”をスローガンに、同社の持つノウハウとさまざまな先進技術が注ぎ込まれ、細部にまでこだわり、重さ、大きさともにほぼ実物大の形状が再現された『ホンダコライドン』のプロトタイプが製作され、3月7～9日にHondaウエルカムプラザ青山で初公開された。

　3月の展示以降も“しっそうけいたい（疾走体形）”での乗車や四足歩行に加えて、二輪のみの自立などを目標に開発が続けられた『ホンダコライドン』は、8月1～3日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された2025年鈴鹿8時間耐久ロードレースでも展示。さらに決勝レース前にはコース上で“走る姿”の初披露も行われ、Honda HRCから同大会へ参戦したMotoGPライダーのヨハン・ザルコ（カストロール・ホンダLCR）と触れ合う場面も見られた。

　そして、夏の鈴鹿で大きな盛り上がりを見せた『ホンダコライドン』が、9月26～28日にモビリティリゾートもてぎで開催される2025年MotoGP第17戦日本GPでも展示されることが決定。今回は同サーキット内にあるホンダコレクションホールでの展示のほか、さらに『またがり体験』と『有人走行デモンストレーション』が初めて行われることも発表された。

　実際にホンダコライドンに跨ることができる『またがり体験』は、26日と27日に2回ずつ（午前／午後）、28日に1回（午前）の計5回の実施が予定されており、それぞれで整理券の配布が行われる。なお、身長が100cm以上であることが参加条件となっている。

　人を乗せて走るホンダコライドンを見ることができる『有人走行デモンストレーション』は、各日1回ずつスケジュールされている。屋外のホンダコレクションホール中庭で行われるため、雨天の場合は中止となる。

　なお、モビリティリゾートもてぎの入場には、MotoGP日本GPの観戦券が必要だが、観戦に来たファンは『ホンダコライドン』のさらなる姿をぜひ見てみてはいかがだろうか。イベントの詳細はモビリティリゾートもてぎ ホンダコレクションホールのホームページ（https://www.mr-motegi.jp/collection-hall/）を確認してほしい。

[オートスポーツweb 2025年09月22日]

Comments

[獅子丸]

技術レベルが違うの理解はできるけど遊園地にあったパンダの乗り物感が・・・