ガブリエル・ボルトレトはFIA F3とFIA F2でそれぞれルーキーイヤーにチャンピオンに輝く功績を残し、ザウバーからF1に初参戦。世界最高峰の舞台を戦うことは、若きルーキーにとって大きな挑戦となっているが、新しいサーキットを学ぶことは、今抱えているメディア対応やプロモーション的な義務タスクに比べれば、あまり大変ではないという。
現在のF1ルーキーたちは、非常設のジル・ビルヌーブ・サーキットが舞台となるカナダGPをはじめ、F1カレンダー上ではヨーロッパや中東以外では未経験のサーキットも多い。
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昔と比べて実車でのテストの機会も限られているため、ルーキーたちはグランプリに向けてシミュレータで走り込み、フリー走行でマシンセットアップを煮詰めながら徐々にペースを掴んでいくことになる。
ただ、今季5名のルーキーのうちのひとりであるボルトレトは、サーキットへの適応を尋ねられた際、初年度にはより「複雑な」部分があると認めた。
「正直なところ、今のところ順調だと思うよ。新しいサーキットにも適応できた。とても強力なチームメイトがいるから、新しいサーキットを見る上で良い参考データになる。新しいことを学ぶ上でもね」とボルトレトは言う。
「でも新しいサーキットはルーキーにとって最大のトピックではないと思う。ルーキーシーズンには、もう少し複雑なことが他にもあると思う」
“複雑なこと”について具体的な説明を求められたボルトレトは、コース外での義務が大きな課題だと明言した。
F1では通常、木曜日がメディアデーに振り当てられており、ドライバーはFIAの公式記者会見やチームが設けたメディアセッションなどに出席する。金曜日、土曜日、日曜日も走行終わりにメディア対応を行なう。また、レース週末には現地でチームスポンサーのイベントに参加することも求められる。
「メディア対応だと思う」とボルトレトは言う。
「F2では、こういったことが一切ない。基本的にはサーキットに着いたら木曜日にエンジニアと話をして、自由な時間があり、レースのことだけを考える。F1ではスポンサーやメディアとの約束が沢山ある」
F1との大きな違いを強調したボルトレトは、過去に経験がないほどだと説明した。
「他のシリーズでは普通のことだ。僕は6歳からレースを始めたけど、15年近くはこういうことがなかった」
「F1でレースをしている数ヵ月の間に、全てのメディアやスポンサーへの時間配分に慣れる必要がある。それでもコース上で最高のパフォーマンスを発揮しなければならない」
「F2では、到着してエンジニアと話して、コーヒーを飲んでリラックスして、オンボードを見て自由に過ごす……色々とやれる時間がある」
「F1では到着する時間もエンジニアと話す時間も決まっていて、1分でも遅れたら、ここにいるウィル(ポニッシ/チームPR担当)に蹴られることになる。それは冗談だけど、彼は僕をメディア対応に連れ出すだろう。時間など全てにおいて非常に正確である必要があるんだ」
「心をリセットしてリフレッシュし、ゆっくりする時間はあまりない。これが過度な仕事量になることもある」
ボルトレトは何度か予選Q2に進出し、決勝でのベストリザルトはスペインGPでの12位とポイントを掴むことができていない。しかし、少しずつF1に順応しはじめている。
「僕としては上手くいっているよ。今年はレースをこなすたびに、どんどん慣れてきている。実際これまでのところ、かなり上手く対処できている」
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