巧妙に隠蔽されたドローン群がロシア基地を攻撃
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2026年6月1日、自爆ドローンによるロシア軍飛行場への攻撃作戦「クモの巣作戦」に参加したウクライナ保安庁(SBU)の関係者に勲章を授与したと発表しました。
この作戦は2025年6月1日に実施されたもので、ロシア本土のオレーニャ空軍基地、イヴァノヴォ空軍基地、ディアギレボ空軍基地、ベラヤ空軍基地を標的としました。普通のトラックに偽装したコンテナから自爆ドローンを飛行場近くで発進させ、Tu-95やTu-22Mといった爆撃機のほか、A-50早期警戒機やAn-12輸送機など、駐機中の航空機41機に損傷を与えたとされています。
ゼレンスキー大統領は「これはSBUによる歴史的な作戦であり、綿密に準備されました。そして、ちょうど1年前のこの日に最終段階へと入りました。すなわち、ロシア軍の装備に対する攻撃です」と説明。「これまでロシアが、このような装備をこれほど大量に失ったことはありませんでした。しかも、その損害は比較にならないほど安価なドローンによってもたらされたのです」と、その成果を強調しました。
SBUは今回の作戦で、自律的な人工知能アルゴリズムとオペレーターによる手動介入を組み合わせた最新のUAV(無人航空機)制御技術を使用したとしています。
この作戦は、ウクライナ側が映像を公開して以降、世界中で大きく報じられました。ドローンが空軍基地という「安全地帯」を無力化し得ることを実証した点は大きな衝撃を与え、各国軍にドローン防衛の重要性を改めて認識させる契機となりました。
なお、ゼレンスキー大統領は今回、公式Xで作戦時の映像も公開しています。映像には、ドローンがトラックのコンテナから発進し、飛行場内で爆撃機を発見して攻撃するまでの一連の様子が収められています。
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みんなのコメント
青春時代を戦争で棒に振った若者がたくさんいるだろうに・・・。
早く終わって欲しい。
そう思うと高速道路の混雑なんて贅沢な悩みです
(イラついたら思い出すことにしよう)。
ドローンが戦争のゲームチェンジャーになったのは間違いなく、戦争初期では偵察や着弾観測機として威力を発揮していたのがいわゆるカミカゼドローンによって兵器が根底から変わってしまった。
昔の戦術、戦訓はドローンという存在を織り込まないと使えない。
真珠湾攻撃で航空機の時代が幕を開けたのと同様、我々は新しい戦争をみている。