5ドアの全長は4000mm。1.5リッターディーゼルがベストの選択
MINIというネーミングと、サイズ感覚が一致しなくなって久しい。たとえば5ドアの全長×全幅×全高は、 4000×1725×1445mm(クーパーD)。クラシック・ミニと比較して数段大型化したとはいえ、まだまだコンパクトだ。
「サーフィン」をコンセプトにリデザインしたミニ・クロスオーバーの限定車「Cornwall Edition」が登場
3ドアの全長とホイールベースは3835、2495mm。パーソナルイメージが強く、カップル向き。5ドアのホイールベースは3ドア比で70mm長い2565mm。延長分は後席とラゲッジ空間に当てられ、十分な室内空間と実用的な荷室容量を実現。ファミリーユースにもぴったりだ。
試乗車は5ドアのクーパーD。愛車はハイブリッドかディーゼルがベストと考えているボクにとって、クーパーDはベストの選択。パワーユニットは1.5リッター直3ディーゼルターボ(116ps/270Nm)。6速ATを介して前輪を駆動する。
1280kgの車重に対して1.5リッター、しかも3気筒で十分なのか? と不安がよぎるが、ゼロスタートの力強さを知るとディーゼルターボの底力に驚く。標準の走行モードでは出足が強力すぎると感じるほどだ。ジワリとスタートしたいときはEOCモードの選択をお勧めする。エンジンサウンドは室内にいる限り気にならない。静粛性はハイレベルである。ただし車外で聞くと、相応のディーゼルらしい音が響く。
BMW流儀のハンドリング。室内は上質で機能的
ボディは強固でガッシリとした重厚感が印象的。これはBMWがMINIをプロデュースして以来、一貫している。
操縦性は直進時のステアリングの座りが気持ちいい。ズシリと手応えが確かなうえに、極めて高い直進安定性は、FWDを積極的に研究開発してきたBMWらしい。
コーナーをトレースする際の自然な操舵感と操作を早めた際のクイックなハンドリング特性もBMW流儀。ただしゴーカートフィーリングと表現される挙動は、クイックに応答するノーズに合わせて、テールを滑らせる高等テクニックを用いた場合の話。後輪はよほどのアクションを与えても路面をしっかりグリップする。そうやすやすと横滑りさせない安定指向だ。引き締まった足回りは、ハンドリングと乗り心地を高水準でバランスさせている。
室内は上質で機能的。往年のセンターメーター風アレンジやトグルスイッチが演出するお洒落感が、印象を和ませる。MINIにはライバルとはひと味違うプレミアム感がある。しかもクーパーを名乗るだけにスポーティさも濃厚。より速く、というユーザーには2リッター直4ディーゼルターボ(170ps/360Nm)のクーパーSDが用意されている。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
まるで「“ミニ”フェアレディZ」!? 全長4.1mの日産「コンパクトクーペ」が斬新すぎる! 短命に終わった「NXクーペ」とは?
スバル新型「プレオ」発表に期待の声! “約100万円”の「コスパ最強」軽セダンは実用性バツグン! スバルらしい「水平対向エンジン×MT搭載」を求める声も!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
でもこれを選ぶ人がいるから存在する