川崎市バスが障害者を「乗車拒否」 ネット大論争も、これは“デジタル化”が生み出した新たな問題ではないか？

障害者割引の壁

　2024年8月、川崎市での出来事が、日本の公共交通が直面する新たな課題を明らかにした。きっかけは『毎日新聞』の報道で、川崎市バスで身体障害のある男性が、川崎市が導入しているスマートフォンの障害者手帳アプリ「ミライロID」を使って割引料金で乗車しようとしたところ、拒否されたというものである。

『毎日新聞』によれば、以下のような経緯があった。

「男性は8月26日午後、家庭教師の仕事へ向かうために川崎駅前から市バスに乗ろうとしたところ、男性運転手から「現物の手帳でないと割引できない」とアプリの利用を断られた。

Comments

[oku********]

なんだこれ、最初の報道と全く向きが異なるじゃないか
運転士に非がないのは明らかだ
そら写真でOK出してたら皆使うから拒否するだろ
これで堂々とクレーム入れた障害者が一番ひどいわ

[kat********]

この記事、もっと大きく紹介するべきだ。多くの人が前の記事を読んで、運転手さんの認識不足と理解しているだろう。

私の家族も手帳を利用してるし、将来的にはミライロも使うと思うが、割引などの特典を受けたいなら、受ける人がちゃんと手続きをするべきだ。

なんでいちいち現場の運転手さんが、その不備に対応しなければならないのか。