ダイハツがマレーシアで「AXIA」をフルモデルチェンジして発売。Aセグメントの国民車は低燃費、低価格が自慢

2023年2月14日、ダイハツ工業（以下、ダイハツ）のマレーシアにおける自動車生産・販売の現地合弁会社であるプロドゥアは、Aセグメントの国民車「アジア（AXIA）」を約9年ぶりにフルモデルチェンジして発売した。

日本の軽自動車造りの技術やノウハウを活かす
アジアは、2014年にミラ イース（初代）をベースに初代が発売された、Aセグメントの5人乗りコンパクト ハッチバックモデルだ。ダイハツが日本の軽自動車造りで培ってきた低燃費・低価格の技術やノウハウを応用し、マレーシアの顧客ニーズを徹底的に追求した結果、累計販売台数は約57万台に達した。

今回のフルモデルチェンジでは、「The Exciting City Car」をコンセプトに、DNGA Aセグメント用プラットフォームを採用。D-CVTの搭載や車両の軽量化などにより、走行性能を向上させながら従来型より約7％燃費性能を向上している。また、国民車の中でも特にエントリーユーザーに向けた商品として、日本円換算で約117万円～150万円と、リーズナブルな価格に設定している。

また、コンパクトなボディサイズの中で、広くて使いやすい室内空間や荷室スペースを実現しながら、「パワフル & アグレッシブ」をテーマに、より存在感あるデザインに刷新した。さらに、進化した衝突回避支援システム「スマートアシスト（現地名：アドバンスド セーフティアシスト）」を採用するなど、ユーザーの安全・安心への要望に対応している。

なお、プロドゥアは1993年にダイハツとの協業により創業した、小型車を中心としたマレーシア第二の国民車メーカーであり、2006年から2022年まで17年連続でマレーシア国内販売シェアトップを獲得している。2021年3月には、ダイハツの海外事業におけるDNGA第1弾となるコンパクトSUV「アティバ（Ativa）」、2022年7月には7人乗りMPV「アルザ（ALZA）」を発 売し、今回の新型「アジア」がマレーシアにおけるDNGA第3弾商品となる。

プロドゥア アジア　主要諸元


●全長×全幅×全高：3760×1665×1495mm
●エンジン：1KR-VE型／1.0L 自然吸気
●トランスミッション：CVT（D-CVT）
●駆動方式：横置きFF
●乗車定員：5名
●小売り希望価格＜マレー半島＞：3万8600リンギット～4万9500リンギット（約117万円～150万円）

[ アルバム : プロドゥア アジア はオリジナルサイトでご覧ください ]

Comments

次のパッソで。

プロドゥアをダイハツとしてゴリ押しする記事大杉。
あと日本無関係記事撲滅隊のみなさんはダイハツだと手のひらクルーなの？