プリウス誕生前に「ハイブリッド技術」が存在していた！ 誕生の意外な動機をご存じか

ハイブリッド技術の歴史

　世界初の量産ハイブリッド乗用車、プリウスは1997（平成9）年11月に発売され、大きな注目を集めた。ガソリンを燃料とする内燃機関にモーターアシストを併用したハイブリッド機関自体は、2年前の1995年11月にショーモデルとして発表されていた。

　当時、内燃機関と電動モーターの併用に対して「古風だ」と感じた人も少なくなかった。その理由は、ハイブリッド機関が異なる名称であっても、過去に実用化されていたことがあるからだ。過去のハイブリッド機関は、後に「シリーズハイブリッド」と呼ばれるものに相当する。

Comments

[ote********]

トヨタのシステムはエンジン&モーターの協調というのが画期的なんですよ。
近似のシステムも過去に実用化され、それも量産までされた事は無かったと思う。

クラッチを使ったりして協調出力を取り出すのはかなり遅れて出て来たね。
しかしトヨタの様な遊星ギアを使ったシームレスなものはいまだに出て来ない。

[yfz********]

例に出しているのは全部電気式変速機。ハイブリッド（２種以上の動力源を使い分ける）と電気式変速機の区別がついていないのでしょうか。