■最上級グレードならではの高級感漂う仕様とは?
街中で扱いやすいサイズと日常にちょうどいい装備を備えたコンパクトカーは、日本の道路事情において根強い人気を誇っています。
【画像】超いいじゃん! これが“一番高い”マツダの「新たなコンパクトカー」です!
そのなかで独自の存在感を放ってきたのが、マツダの「MAZDA2(マツダ2)」です。このモデルは突然登場したわけではなく、その源流はかつて販売されていた「デミオ」にあります。
1996年に誕生したデミオは、華美な演出よりも実用性を重視した設計思想が特徴でした。
構造やスタイルは徹底して機能優先でまとめられ、まさに生活の“道具”として割り切ったクルマづくりがなされていました。
当時はバブル崩壊後の堅実志向が広がっていた時期でもあり、その合理的な商品性は多くのユーザーの価値観に合致しました。
結果として発売直後から販売は好調に推移し、軽自動車からのステップアップ層や、上級車からのダウンサイジング層まで取り込むことに成功しました。
その評価は高く、2008年にはRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、名実ともにコンパクトカー市場を代表する一台へと成長しました。
その流れを受け継ぎながら、2019年7月には車名をマツダ2へと改め、新たなスタートを切ります。
名称変更後も基本コンセプトは踏襲しつつ、デザインや質感、安全性能などを一段と磨き上げることで、より洗練されたコンパクトカーへと進化しました。
しかし時代の変化はパワートレインにも及びます。マツダは2024年9月17日をもって、マツダ2に設定されていた1.5リッタークリーンディーゼルエンジン(SKYACTIV-D 1.5)搭載車の生産を終了すると発表しました。
これにより国内仕様はガソリンエンジンのみのラインナップとなり、商品構成が整理されることになります。
さらに2025年11月20日には、機種体系を大きく見直す商品改良が実施されました。新たに設定されたのは、ベーシックな「15 C II」、意匠にこだわった「15 BD i Selection II」、そして走りの質感を重視した「15 SPORT II」です。
従来はオプション扱いとなることも多かったユーティリティパッケージやマツダコネクトパッケージ、360度セーフティパッケージなどを標準装備とすることで、購入時の選択を分かりやすくし、装備面での満足度向上を図っています。
そのなかで最上級グレードとして位置づけられているのが「15 SPORT+」です。ボディサイズは全長4080mm×全幅1695mm×全高1550mm、ホイールベースは2570mmと、取り回しやすさと室内空間のバランスを意識した寸法です。
外観ではブラックメッシュグリルが採用され、見た目の引き締まりだけでなく、エンジンルームへのエアフロー効率向上にも寄与しています。
足元には切削加工とブラックメタリック塗装を組み合わせた専用16インチアルミホイールを装着し、スポーティな印象を強調しています。
室内に目を向けると、ステアリングやシフトノブ、パーキングブレーキレバーなどに本革巻きを採用し、触感にも配慮した仕上がりとなっています。
シートはブラックレザーとスエードのコンビネーションでまとめられ、運転席には電動パワーシートが標準装備されるなど、上級クラスに迫る装備内容です。
ボディカラーはブランドを象徴する「ソウルレッドクリスタルメタリック」を含む全5色を用意し、メーカーオプションでルーフのブラックフィルム化やシャークフィンアンテナ、ドアミラーカバーのグロスブラック化にも対応しています。
安全面では、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」のほぼすべてを標準で備えています。
15 SPORT+専用のアダプティブ・LED・ヘッドライトは、ヘッドランプの照射範囲を手前から奥、さらに左右方向へと自動で調整する機能を持ち、夜間走行時の視認性向上に貢献します。
対向車や先行車への配慮をしながら歩行者やバイクをいち早く認識できる点は、日常使用における安心感を高める要素といえるでしょう。
パワートレインには、1.5リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン(SKYACTIV-G 1.5)を搭載し、予測型4WDシステム「i-ACTIV AWD」と組み合わせています。WLTCモード燃費は18.1km/Lと、走りと経済性の両立を図っています。
そんな15 SPORT+(4WD)の車両本体価格(消費税込み)は250万1400円です。コンパクトカーとしては決して安価とはいえませんが、充実した装備や洗練された内外装、安全技術の内容を総合的に考えれば、価格に見合う価値を見いだせるモデルといえるのではないでしょうか。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
普通のグレードで丁度良いと思います。