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レクサスのフラッグシップ、「LS」の走りと内外装、安全性がさらに深化!

掲載 更新 11
レクサスのフラッグシップ、「LS」の走りと内外装、安全性がさらに深化!

最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」を採用

7月7日、レクサスはマイナーチェンジを受けた新型「レクサスLS」を初公開した。発売は2020年初冬の予定だ。

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新型LSの発表に際して、レクサスインターナショナルの佐藤恒治プレジデントは次のようにコメントしている。

「LSは、フラッグシップとしてイノベーションを追求し、常にお客様に新しい技術や価値をご提供してまいりました。今回発表した新型の開発においては、初代から一貫して突き詰めてきた静粛性と乗り心地をさらに進化させ、高度運転支援技術Lexus Teammateの採用により、安全かつ安心なこれまでにない移動体験を目指しました。ドライバーは、アクセルやブレーキそしてハンドル操作などによる疲労が低減され、より運転に集中できるようになります。
またクルマとドライバーの関係を熟知した自動車会社だからこそ出来る、凄腕ドライバーが運転しているかのような乗り心地を実現した運転支援と、クルマとドライバーが対話し常にお互いの状況を正しく把握できるHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)が安心をもたらします。さらに、その開発を突き詰める過程で車両の基本性能も飛躍的に向上し、進化を果たしました。レクサスは、これからも人間中心の考えのもと挑戦を続け、お客様お一人お一人のライフスタイルを豊かにする体験をお届けしてまいります」

新型LSは、レクサス独自の乗り味である“Lexus Driving Signature(レクサス・ドライビング・シグネチャー)”の深化を目指し、DNAである静粛性と乗り心地の大幅な向上を追求。パワートレインやサスペンションからシート縫い位置などの細部に至るまで、徹底的な作りこみを実施した。

また、最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」を採用。乗員に安心感を与える運転支援を実現するうえで必要不可欠な車両の高い基本性能を徹底的に磨き上げるとともに、ディープラーニングを中心としたAI技術も取り入れ、運転中に遭遇しうる様々な状況を予測し、対応することを支援する。

走りの質は多角的に磨きがかけられた。乗り心地の面では、AVSソレノイドを新規開発し減衰力を低減するとともに、ランフラットタイヤの縦バネ剛性とスタビライザーバーの剛性を最適化。またエンジンマウント内のオリフィスを変更することで減衰特性の変更を行ない、室内に伝わる振動を低減している。加えて、シート表皮の縫い位置をより深い位置に変更するとともに、ウレタンパッドに低反発素材を新たに採用。振動吸収と柔らかな座り心地により、さらに快適性を向上させた。

ハイブリッド車のLS500hでは、使用頻度の多い走行領域における加速時のバッテリーアシスト量を増加させることで、より余裕のある加速を実現。加えて発進加速時のエンジン最高回転数を低下させ、静粛性の向上も実現した。

ガソリン車のLS500では、使用頻度の多い走行領域でのエンジントルクの立ち上がりを向上させ、車両の加速レスポンスを向上。また、シフトスケジュールを変更し、各ギア段で加速できる領域を拡げることで加速時のシフトダウン頻度を低減。これにより余裕のある力強い走りを実現している。

ハイブリッド車、ガソリン車ともに、ANC(アクティブ・ノイズ・コンロトール)やESE(エンジン・サウンド・エンハンスメント)のチューニングが変更され、静粛性を向上させている点も新しい。

高度運転支援技術「Lexus Teammate」は、「クルマが人から運転を奪うのでも、単に人に取って代わるのでもなく、人とクルマが気持ちの通った仲間のようにお互いを高め合い、共に走るというトヨタ自動車独自の自動運転の考え方『モビリティ・チームメイト・コンセプト』に基づいて開発されており、「Perceptive(高い認識性能)」、「Intelligent(知能化)」、「Interactive(ドライバーとクルマの対話)」、「Reliable(信頼性)」、「Upgradable(ソフトウェアアップデート)」という5つの技術的特長を備えている。

そのコアとなるのが「アドバンスドドライブ」。これは、自動車専用道路での周辺認識、自車位置推定、走行車線・位置選択、速度調整などを行ないながら出口までの安全な運転支援を行うもので、カーブ、追い越しなど、走行中のさまざまなシーンで凄腕ドライバーの走りから学んだ自動車メーカーならではの人に寄り添った乗り味を実現するものだ。

さらに「アドバンスドパーク」では、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジをすべて車両が自動制御し、直感的なスイッチ操作での高度駐車支援を行なうもの。安全はもちろんのこと、人に安心感を与える駐車感覚にこだわって開発されている。

エクステリアでは、ハイライトの美しい輝きと奥行きを感じる深い陰影感を特徴とするシルバーのボディカラー「銀影(ぎんえい)ラスター」を新規開発。シルバーは色を質感として感じ取りやすいため、カラーデザインの本質を追求するレクサスにとって重要な色域として、長年開発に力を注いできたボディカラーだ。

銀影(ぎんえい)ラスターはレクサス最新のシルバーとして、光輝材(アルミフレーク)を含んだ塗料の体積を凝縮させる「ソニック工法」を応用し、アルミ蒸着を高密度で敷き詰める最新の塗装技術を採用。鏡面のように粒子感をほとんど感じさせない滑らかな質感で、周囲の僅かな光も繊細にとらえ、時の移ろいや変化に呼応し、さまざまな表情を見せる特別なシルバーだ。

そのほか、フロントバンパーコーナー部に縦基調のキャラクターラインを配置することでスタンスの良さを表現したほか、フロントバンパー下端のメッキモールがサイドまで回り込む造形とすることで、伸びやかさを表現。新意匠の小型3眼ランプユニットとL字を際立たせたクリアランスランプの下には、ブレードスキャンAHSを搭載。厚みのあるヘッドランプ形状としたほか、サブラジエーターグリルをスクエア形状とし外側に配置することで、スタンスの良さを追求した。また、スピンドルグリルのメッシュカラーをダークメタリックに変更し、よりフォーマルなシーンにも配慮した上品さを表現している。

リヤビューでは、コンビネーションランプ内のメッキモールをピアノブラックに変更。厚みを感じるランプ形状とし、ヘッドランプとの調和とともに存在感を高めている。

“Fスポーツ”はサブラジエーターグリルのガーニッシュをサイドまで回り込ませることで、ワイドなスタンスを強調。その他にも専用色のスピンドルグリル、20インチホイールなどのアイテムを採用し、スポーティなイメージを一層際立たせている。

インテリアはエクステリアに合わせてコーディネートされ、時の移ろいのなかでさまざまな表情を感じさせるデザインに。オーナメントに西陣&箔を新規設定し、西陣織の銀糸やプラチナ箔の輝きにより、月明りに照らされた波の揺らぎによる「月の道」を表現している。




ステアリングホイールとセンターコンソールのスイッチ類は黒で統一され、視認性を向上させるとともに端正な印象が与えられた。また使用頻度の高いシートヒーター、ステアリングヒーターの操作画面を表示させるスイッチをセンターコンソールに追加することで、操作性も向上している。

マルチメディアシステムは、新たにタッチディスプレイを採用するとともに、SmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。iPhoneやAndroidスマートフォンを12.3インチタッチワイドディスプレイに連携することで、画面操作や音声操作が可能になるなど利便性が大きく向上した。



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みんなのコメント

11件
  • 見た目変わったがエンジンラインナップに追加なしか
    販売不振によるテコ入れかな?
    でも他の人が言う様に内装デザインが格下と共有してる感じがコストダウンというか車格落ちた感じ。
  • 内装は前の方が良かったね
    同型デザインだったLCもこうなるのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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