現行モデルは皆3気筒になり4気筒は中古でしか乗れない!
いまや小排気量エンジンの主流となっている3気筒エンジン。1気筒あたりの排気量のバランスが良いことで採用されているわけだが、やはり多気筒エンジンの振動の少なさや滑らかなフィーリングも捨てがたいところがある。
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残念ながら現行軽自動車では4気筒エンジンを搭載したモデルは消滅してしまったが、過去に存在した4気筒エンジンを搭載したモデルを振り返ってみよう。
1)スバル(EN07エンジン)
長らくスバル自社製の心臓部として活躍したEN07型エンジン。1990年の軽自動車規格が改正され、排気量が660ccになったタイミングでレックスに搭載されたこのエンジンは、スーパーチャージャーと組み合わされたりDOHC化されたりと幅広いバリエーションを持っている。
搭載車種はレックスを筆頭にサンバー、ヴィヴィオ、プレオ、R1、R2、ステラとスバル製軽自動車すべてをカバーしていたが、中でも最強のスペックを誇ったのが、ヴィヴィオRX-RのE型以降に搭載された64馬力/10.8kgf-mを発生するDOHCスーパーチャージャーモデルだった。
なんと1気筒あたり5バルブという贅沢なエンジンも
2)三菱(4A30エンジン)
三菱の軽自動車用4気筒エンジンとしてご紹介するのは、1993年のミニカなどに初めて搭載された4A30型エンジンだ。通常のミニカやブラボー、パジェロミニなどに搭載されていたエンジンはSOHCのNAエンジンだったのだが、注目すべきはターボモデルだ。
なんと軽自動車にもかかわらず、1気筒当たり5バルブを擁する20バルブのDOHCインタークーラー付きツインスクロールターボ(長い)を採用してきたのである。これはもちろん世界最小の20バルブエンジンである。といってもスペックはずば抜けたものではなく、64馬力/9.9kgf-m(ミニカダンガン4の数値)だったのだが。
3)ダイハツ(JBエンジン)
最後にご紹介するのはダイハツが生産していた4気筒エンジンのJB型だ。1994年登場と最後発だからかスバルや三菱のものとは異なり、早い段階でタイミングチェーン方式を採用していたというのが最大の差異と言えるだろう。
スペックも先代コペンに搭載されたツインスクロールターボのものでは64馬力/11.2kgf-mとトップクラスの出力を持っており、モータースポーツベース車としてリリースされたストーリアX4に搭載された713ccエンジンもJB型エンジンがベースとなっているように、幅広いチューニングに対応する点も人気となっている。
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