2019年度(19年4月~20年3月)の外国メーカー車新規登録台数は、前年度比5・1%減の29万2109台となり、5年ぶりに減少した。30万台を割り込むのは3年ぶり。クリーンディーゼル(DE)車の販売比率が27・3%と過去最高を記録した。登録車販売全体に占める割合は9・2%となり、過去最高だった18年度に次ぐ過去2番目の水準。
日本自動車輸入組合(JAIA、上野金太郎理事長)が6日発表した。30万台を下回ったものの、過去6番目の実績となり「販売台数としては比較的高水準」(JAIA)を維持した。日本メーカーの逆輸入車は同15・1%減の4万7315台と2年ぶりのマイナス。外国メーカー車を合わせた輸入車総台数は同6・6%減の33万9424台と5年ぶりのマイナスだった。
2019年度外国メーカー車販売台数、トップスリー4年連続変わらず 首位「MINI」2万2255台
過去最高の販売比率となったDE車の販売台数は、これまで過去最高だった18年度実績23・6%を3・7㌽上回った。販売ボリュームが見込めるSUVやコンパクトカーへの設定が増え、台数を押し上げた。
ブランド別の新規登録台数は、メルセデス・ベンツが5年連続の首位だった。シェアは22・2%と前年度より0・4㌽伸ばした。コンパクトモデルの「Aクラス」などで客層を広げ、底上げした。2位はフォルクスワーゲン、3位はビー・エム・ダブリューと上位の顔ぶれは変わらなかった。過去最高台数だったのは、ジープ、ポルシェ、ランドローバー、アバルト、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、スカニアの8ブランド。
価格帯別にみると、最も販売台数が多い400万円以上1千万円未満が前年度比4・3%減の14万1062台となり10年ぶりのマイナスだった。10月以降の消費税増税や自然災害による影響が最も大きかった。また400万円未満も同9・9%増の11万363台と落ち込んだが、1千万円以上が6・9%増の2万2962台とプラスだった。
3月単月の新規登録台数は、前年同月比13・1%減の3万1888台だった。落ち込み幅は2カ月連続で悪化し、前の月よりも4・4㌽拡大した。(4面に関連)
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