ひびき型を引き継ぐSWATH型をさらに発展
海上自衛隊では2026年5月現在、ひびき型音響測定艦を4隻保有しています。1991年に1番艦「ひびき」、翌年(1992年)に2番艦「はりま」が就役したのち、長い空白期間を挟んで2021年に3番艦「あき」、そして今年(2026年)に4番艦「びんご」が相次いで就役しました。
この3番艦と4番艦が立て続けに建造された背景には、中国海軍の潜水艦による脅威の高まりがあり、音響測定艦の需要が増加していることが窺えます。
そうしたなか、2026年5月12日付で防衛装備庁は「次期音響測定艦の船型設計に関する技術資料の作成」という入札の公告を出しました。これは文字通り、現行のひびき型の後継となる新型艦の建造に向けた動きと思われます。
公告の参加条件欄には「フィンを有する双胴船型の設計並びに水槽試験に関する技術、設備及び実績を有すること」と記載されており、次期音響測定艦も、ひびき型と同じく「SWATH(Small Waterplane Area Twin Hull:小水線面積双胴船)型」を採用することがわかります。
SWATH型は、水中に没した魚雷型の浮力体(ポンツーン)2本の上に細い支柱を建て、艦橋などの構造物を支える特殊な船型です。水面と接触する面積が小さいため波の影響を受けにくく、音響測定に不可欠な安定した姿勢を維持しやすいとされています。
一方でポンツーンの形状に起因して縦方向(ピッチング)の姿勢が乱れやすい特性もあるため、これを補う目的でフィン(水中翼状の姿勢安定装置)が用いられます。
「ひびき」や「はりま」はすでに就役から30年以上が経過しており、老朽化が進んでいます。防衛省・海上自衛隊としては、これまでの運用実績を踏まえてSWATH型の設計をさらに洗練させた後継艦を建造し、これら初期の2隻を代替する考えであると推測されます。
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みんなのコメント
そのため、これまで集めた音紋すべてパーになるため、怒ったアメリカが日本に音響測定艦の建造を迫った。
そこでできたのかひびき型である。
建造当初の機材はすべてアメリカ製で、オペレーターもアメリカ海軍兵と艦船の操艦以外はすべてアメリカ海軍だった。
今はある程度信用を取り戻したみたいだが、東芝の目先の利益から日米の国家間のいざこざとなるとんでもない事件だった。