2027年からWECのハイパーカークラス参戦を目指すマクラーレンは、今年のル・マン24時間レースを前に、LMDhプロトタイプのフルスケールモデルを初公開した。
ショーカーのベールが剥がされるのと同時に、マクラーレンはLMDhのトラックデー・バージョンを販売する計画を発表した。
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マクラーレンは「本物のハイパーカーを所有する機会」として「プロジェクト・エンデュランス」を立ち上げた。このサーキット走行用の市販バージョンのマシンはダラーラと共同で開発。レース用のマシンと並行して開発が進められ、同じツインターボV6エンジンを搭載するという。
市販バージョンの購入者は、その車両で2年間、トラックデー・イベントプログラムに参加できる。
市販バージョンのマシンは、マクラーレン・レーシングが開発しているが、販売とサポートはマクラーレン・オートモーティブが担当。マクラーレン・オートモーティブは、昨年末からアブダビ政府のCYVN投資会社が所有している。
市販バージョンは、マクラーレンが”厳格に限定した台数”販売される予定で、現在の計画ではわずか10台となる見通しだ。
マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、「このカスタマープログラムは、購入者に本物のレースカーを所有し、トラックでのアクションをより身近に体験できる素晴らしい機会を提供する」と述べた。
マクラーレン・グループ・ホールディングスのCEO、ニック・コリンズは、プロジェクト・エンデュランスは「ほとんど誰も体験したことのないドライビング感覚」を提供すると付け加えた。
マクラーレン以外にも、WECハイパーカークラスに参戦しているメーカーが市販バージョンを展開する例は多い。
フェラーリはLMH車両の499Pのサーキット専用モデル『499Pモディフィカータ』を発表。購入者は、フェラーリによってメンテナンスされているF1マシンのオーナーと同じクリエンティ・イベントに参加することができる。
またアストンマーティンも、トラックデー仕様のヴァルキリーLMを発表。こちらも世界で10台のみの限定生産だ。
マクラーレンは、WECプログラムの詳細を発表したばかり。シャシーパートナーにダラーラを選び、チーム運営はユナイテッド・オートスポーツが担う。
マクラーレンのLMDh車両は、来年3月にサーキットを走り始め、来年の第2四半期から集中的なテスト、開発が開始される予定だ。
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