富士スピードウェイでWECと併催で行われている2018全日本F3選手権。第18戦は坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が優勝。今季16勝目を挙げ、11連勝の記録を樹立した。
今回はWECのスケジュール等の兼ね合いで1レース目の方が距離が長い21周で争われることになった。午前中同様にドライコンディションではあるものの肌寒い中でスタートした第18戦の決勝。ポールポジションの坪井は無難なダッシュをみせ2番手の宮田莉朋をけん制しながらトップを死守した。一方、宮田は1コーナーで3番手の片山義章と接触。痛恨のスピンを喫し4番手まで後退した。
坪井翔が富士でもコースレコード更新!第18戦、第19戦ともにPP獲得
この宮田のスピンで後方は混乱。接触を回避しようと急減速した金丸悠(B-Max Racing F3)に笹原右京(THREEBOND)が接触してしまい、笹原はサスペンションを破損。そのままリタイアとなった。また金丸も接触の影響があったのかペースが上がらず後方へ沈んだ。
宮田と接触した片山もフロントウイングを破損。しばらくはコース上で粘ったが、ダメージが大きくピットイン。上位争いから脱落した。
後方の混乱をよそに、坪井は1周目から2番手以下を大きく引き離すと、そのリードをさらに広げていった。
2番手には大湯都史樹、3番手に阪口晴南が続いたが、8周目の1コーナーで阪口がパスし2番手に浮上。その後、大湯は後方から追い上げてきた河野駿佑(HubAuto F318)の先行も許してしまった。
また、一時は最後尾まで下がった宮田は諦めずに追い上げを開始。残り2周で6番手に浮上し、なんとかポイントを獲得した。
結局、トップの坪井は順調に21周を走りきり、2位に24秒もの大差をつけて今季16勝目をマーク。連勝記録も11に伸ばした。なお、このシーズン16勝と11連勝という記録は2001年以降の全日本F3選手権では最多となるもの。記録を樹立した坪井はパルクフェルメで笑顔を見せていた。2位には阪口が入り今季5度目の表彰台を獲得。3位に入った河野はF3初表彰台となった。
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