43歳のフェルナンド・アロンソは、F1界の尊敬すべきベテランドライバーであり、いまだにルーキーのような勢いでコースを駆けめぐっている。2度の世界チャンピオンである彼は、引退の計画については、DRSゾーンのリヤウイングのようにオープンにしたままだ。
アロンソは45歳になる2026年までアストンマーティンに所属する予定だが、まだ引退する気はない。だが、彼が50歳になってもグリッドを席巻するとは期待できない。目を輝かせたアロンソは、新しい規則とビッグネームのチーム参加で契約が有利なものになり、シーズンごとにハイスピードで走り続けているが、ファンは彼がいつチームを離れるのか予想している。
苦戦続くアロンソ「予選を50周走ったようなものだった」今シーズン初入賞にはわずかに届かず
■アストンマーティンの魅力に夢中のアロンソ
アロンソのF1に対する愛は相変わらず強い。現在のアストンマーティンの苦戦は、チームの将来性に期待ができることで、多少は和らげられている。
先週末ジェッダでメディアに対し、自身のレースキャリアについて問われてアロンソは、「50歳ではないだろうが、わからない」と答えた。
「だからこそ、僕たちは可能性も残しておいた」
新しいレギュレーションとアストンマーティンとホンダとの提携により、2026年シーズンは抗うことができないほど魅力的だった。
「レギュレーション変更のため、今年も来年も必ずレースに出たかった。そして、2026年のレギュレーションとホンダがチームに加わることを経験したかった」
「それから数カ月後に、エイドリアン(・ニューウェイ/マネージングテクニカルパートナー)がチームに加わったことは驚きだった。昨年、僕たちが一緒に座って契約交渉をしたときに、魅力的な点があった」
■1年契約とチームスピリット
2026年以降、アロンソは状況に応じて臨機応変に対応する準備ができており、柔軟性を維持するために短期契約を好んでいる。
「でも、2026年より後のことはわからない。シーズンごとにやっていくだろう。自分がどう感じているか、どれくらいやる気があるかをみていく。今とてもやる気があるが、3年後か4年後もそうだとは保証できないし、そうなるとチームの障害になってしまう」
「だから、2026年末までやろうと言った。そしてそれ以降、僕はローレンス(・ストロール/アストンマーティンF1のチームオーナー)とランス(・ストロール/アストンマーティンF1のチームメイト)と素晴らしい関係を築けていると思う。僕たち全員が座って正直に話し合い、チームにとって何が最善なのか確認することができる」
常にチームプレーヤーであるアロンソは、どんな役割にもオープンだ。
「チームが何を必要としていても、僕は常に手助けできる立場にいるつもりだ」
「もしステアリングを握るということであれば、彼らがそう考えてくれて、僕にやる気があれば契約を延長するだろう。もしそれが別のポジションであったり、十分に速くないと感じたりしたら、まず僕が最初に手を挙げるだろう」
今のところ、レースをするアロンソは2026年に向けて燃えている。この伝説のドライバーがどれくらいレースを続けるのか、F1界は気になるところだろう。
[オートスポーツweb 2025年04月28日]
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