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オンラインエンターテインメントを目いっぱい楽しめる!高音質にもこだわったパイオニア「カロッツェリア」の最新モデルを一挙紹介

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オンラインエンターテインメントを目いっぱい楽しめる!高音質にもこだわったパイオニア「カロッツェリア」の最新モデルを一挙紹介

パイオニア株式会社は2025年5月、カロッツェリアブランドの楽ナビ、ディスプレイオーディオ、デジタルプロセッサーの新商品を発表。6月19日に、メディア向けの商品説明会を催しました。スマートフォンとの連携強化とともに、パイオニアらしいサウンドにもこだわった進化ぶりを、チェックしてきました。

新車はもちろん、ちぃいふるにも新たな楽しさをプラス!?
クルマを走らせる楽しさに、優しく寄りそうカーエンターテインメント・・・パイオニア「カロッツェリアシリーズ」をひと言で表現するなら、そんなイメージでしょうか。

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最高のドライブをアシストしてくれるフラッグシップ「サイバーナビ」はもちろん、高性能で誰でも簡単に使える「楽ナビ」などはまさにしかり。愛用のスマホとの強力タッグが楽しめる「ディスプレイオーディオ」も、最先端のモバイルエンターテインメントを体験させてくれます。

そんなカロッツェリアに、2025年の夏商戦に向けた新たなラインナップがデビューしました。コンセプトは「オンラインのエンターテインメントを楽しむトレンドに、もっとサウンドを楽しむための新たな価値」の創造。

楽ナビ、ディスプレイオーディオの新製品に加え、愛車の「音響性能」そのものを手軽にグレードアップできるDSP(デジタルプロセッサー)が発表されました。

パイオニアとしては今回の新商品発表に当たって、オーディオレスが一般化しつつある新車ユーザーだけでなく、「ヤングタイマー、ネオクラシック」系の愛好家にも「面白い提案を届けたい」とのこと。

「ちょいふる」に注目しているWebモーターマガジンとしても、新しい「ジョイフル」の可能性に、興味津々・・・というわけで、カロッツェリア新ラインナップの魅力に実際に触れて、試すことができる「新商品説明会」に参加してみました。

カロッツェリア「楽ナビ」13機種が「AppleCarPlay」「Android Auto™」にも対応
シリーズ誕生から早くも27年が経つ「楽ナビ」。ユーザーを選ばない扱いやすさという魅力は変わらず、常に「その時代に合ったカーライフ」に寄り添ってきました。

その最新モデル「AVIC-R#722」シリーズは、スマートフォンというデバイスを持っているのが当たり前になった社会に対応すべく進化、「Apple CarPlay」「Android Auto」への接続機能を備えています。優れたナビゲーション性能にサポートされながら、さらに濃密な移動時間が楽しめそうです。

iPhoneユーザーはケーブルとワイヤレス、どちらでも接続が可能(Android スマホはケーブル接続のみ)。対応アプリを本体のディスプレイに表示することで、「いつものスマホ」が愛車に最適化、より大きな画面でのタッチパネル操作に対応します。

愛車内はリスニングにぴったりの環境なので、「いつもの」音楽ストリーミングサービスもひと味違ってきそうです。Siri/Googleアシスタントといった音声による操作が可能なので、走行中の楽曲選択も安心でしょう。

通信料が気になる向きには、車内向けインターネット接続サービス「docomo in CarConnect」の利用がおススメ。ネットワークスティック(同梱もしくは別売)を接続することで楽ナビ本体がWi-Fiスポット化、定額でストリーミングを楽しむことができます。ちなみに同梱モデル「-DCモデル」には1年間の無償使用権(1万3200円・税込)付いています。

「使い放題」なので、パケット容量が増えるHD画質での映像コンテンツ再生でも安心。愛用もスマホとミラーリングやHDMI経由で接続すれば、視野角の広い「IPS方式」、黒の再現性に優れている「Normally BLack方式」を採用する高解像度HDパネルで、高画質な映像を楽しむことも可能です。

ワイヤレスで接続できるディスプレイオーディオ
カロッツェリアのディスプレイオーディオラインナップに新たに加わったのは、フローティングタイプ9インチの大画面を備えた「DMH-SF600」です。こちらも楽ナビ同様、「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応、しかもどちらもワイヤレスでの接続を可能にしました。

ケーブル接続が不要なので、iPhone、Androidスマホとの連携はとても手軽。さらにスマートフォン側からディスプレイオーディオ本体を操作できる専用アプリ「PxLink」によって、新しいUI(ユーザーインターフェイス)体験を提供しています。

具体的には「PxLink」を介して、楽曲の停止/再生やイコライザー設定、FMラジオへの切り替えなど、よく使う機能を選択、スマホの画面上に配置することができます。ディスプレイオーディオ本体には地図画面などの案内を表示したままで、さまざまな操作をスマホ側で行えます。

優れた機能性だけでなく、カーオーディオとして重要な「サウンド」にもこだわりました。「フルカスタム高性能48 bitデュアルコアDSP」など高音質パーツを採用、車室内で最適な音場を創り出す「タイムアライメント」や「13バンドグラフィックイコライザー」など、カロッツェリアならではの豊富なチューニングメニューが揃います。

筐体のデザイン性にもこだわり抜き、さりげない上質感を演出。コストパフォーマンスにこだわる層にも訴えかける「お得感」もまた、「DMH-SF600」の魅力と言えそうです。

音作りが楽しくなるデジタルプロセッサー「DEQシリーズ」
好みの音質、音場を作り出す楽しみに不可欠なのが「DSP(デジタルプロセッサー)」です。純正装着のディスプレイオーディオでは音場の調整機能やイコライジングの種類が限られているため、本当に「自分にぴったり」の音を作るのはなかなかハードルが高め。

ドアパネルを外してのスピーカー交換なども難しいことから、純正スピーカーの基本性能を活かした音質のグレードアップが必要になります。

今回、発表されたカロッツェリア デジタルプロセッサー「DEQ」シリーズは、純正オーディオシステムや後付けのナビゲーションシステムに、タイムアライメントやイコライザー、出力レベルの調整など多彩な音響調整能力の追加を可能にしました。

Windows PCソフトウェアや専用のスマートフォンアプリによって、直感的な操作で理想の音響空間を構築することができるのも、DS’Pの強みです。さらにエントリーモデルの「DEQ-2000A」では、車種ごとに最適化された専用セッティングデータを使って、手軽に音質を向上させることが可能になりました。

ハイレゾ再生に対応するほか、拡張性に優れた上級モデル「DEQ-7000A」(希望小売価格:12万6500円)は、ソースの切り替えなどを手元で気軽に行える専用リモコンを付属しています。音場セッティングも、スマホやPCにつなぐ必要はありまぜん。

こだわりの音を、ちょいふる名車でも試してみたい!
原音忠実再生に基づいた「こだわりの音」も徹底追求。高音質パーツを厳選するとともに、最適な回路レイアウトも追求、「応答の良さ/低域の安定感/レンジの広さ」といった要素が、劇的に改善されているそうです。

今回の商品説明会では、先代アルファードにエントリーモデル「DEQ-2000A」を装着したデモカーで、その実力をチェックすることができました。ノーマルのオーディオシステム(スピーカー含む)にDSPを介した非常に手軽な仕様でしたが、調整のあるなしでの差は驚くほど。

ノーマル状態では低中高のそれぞれの音域がややばらついて聴こえていましたが、最適化されたプリセットチューニングに切り替えると、すっきりとまとまりのある「耳心地」の良いサウンドに変化します。

この「DEQ-2000A」は、2025年7月から全国のオートバックス店舗で先行発売が予定されています。こちらのプリセッティングは人気モデルを中心とした展開からスタートするようですが、ちょいふる系でも気軽なサウンドチューンが期待できそう。

ちょいふる大好きなWebモーターマガジンでは今後、旧車系でのカロッツェリアDSP活用についても検証していきたいと思っています。

[ アルバム : パイオニア カロッツェリア 2025年夏商品説明会 はオリジナルサイトでご覧ください ]

文:Webモーターマガジン 神原 久(Webモーターマガジン編集部)
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