雨のスーパーGT開幕戦岡山では、スタート直後に大きなアクシデントが発生した。スピンした38号車KeePer CERUMO GR Supraを避けきれず激突し、車両に大きなダメージを負った16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTだが、無事修復を果たして第2戦の舞台富士スピードウェイに現れた。
車両後部のルーフは吹き飛び、車体右側のドアも外れるなど、見た目上でも派手にダメージを負っていた16号車ARTA。決勝後には、HRC(ホンダ・レーシング)の佐伯昌浩ラージ・プロジェクトリーダーも「結構ひどい状況です。サイドの(クラッシャブル)ストラクチャーも完全に潰れてしまっていますし。ちょっとモノコックも検査に出した方がいいかもしれないくらい」とその損傷具合を心配していた。
■「最初は大変だったけど大丈夫だったよ!」SFのクラッシュから2ヵ月ぶり復帰のラスムッセンに笑顔。走り慣れた富士でスーパーGT臨戦態勢
点検、修復までのインターバルは3週間弱しかない状況だったが、16号車は無事復活を遂げ、今季から採用された鮮やかなブルーのマシンを再びサーキットに持ち込んできた。今季からGT500クラスの全車が新調したモノコックに関しても、交換を免れたようだ。
開幕戦では1周もすることができずにリタイアした16号車だが、テストからまずまずの手応えを得られている様子で、ドライバーの大津弘樹からもポジティブなコメントが聞こえてきていた。また大津は開幕戦の前、ARTAが「2台体制のメリットをもっと活かすべく、やり方を変えて来ています」と明かしていた。
これについてチームのテクニカルディレクターである小池智彦エンジニアに聞いたところ、今季から8号車と16号車のセットアップに関してコンセプトから共有する方向になっているのだと明かした。これは今季新たに小池エンジニアが2台を統括する立場になったことも寄与していると言える。
「去年はどちらかというと、お互いのチーム(8号車と16号車)がお互いベストを尽くすといった2台体制でした」
「でも今年はどちらかというと、スーパーフォーミュラで(TEAM MUGENとして)やっているような2台体制のイメージです。昨年も当然、セットアップシートなど共有はしていたのですが、今年はそれ以外にもセットアップのコンセプト、考え方を共有しようということになりました」
「2台が全く違ったコンセプトでそれぞれやっていると、例えば8号車で良かったモノを16号車に取り入れようとしてもうまくいかないことがあります。今は私が2台それぞれのコンセプトを理解しているので、やりやすいです」
ARTAをはじめとするホンダ陣営にとっては、シリーズを2連覇中のau TOM'Sスープラを止められるかがテーマとなってくる。ただ小池エンジニアは「やっぱりスープラが強いので、チャンピオン争いに絡むとなると、ちょっと向こうが落ちてくれないといけないかな……」と漏らすが、富士戦に向けては「シビックは直線が少し弱いですが一発(アタックでの速さ)が結構あると思っています。予選でなるべく前にいって、前からスタートして戦いたいですね」とコメントした。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
国民ブチギレ! 13年超の旧車に課せられる「高額すぎる“自動車税”」に大反響!「なんてひどい税制度!」「物を大事にするのが罪なのか!?」怒りの声続々と!
日産が経営再建計画「Re:Nissan」発表 新型「スカイライン」の投入計画を明らかに
日産「新型スカイライン」登場へ! まさかの“SUV化”で「クロスオーバー」復活か!? FRレイアウト“じゃない”!? 3年先になりそうな「新モデル」日産が登場宣言
コメ価格「決して高くない」 JA全中会長の発言が全然問題ないワケ
スズキ「新型アルトワークス」登場する!? 走りのMT×高性能「ターボエンジン」搭載の“ホットモデル”が欲しい! ライバル登場で期待感も「いますぐのデビュー」が難しいワケ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?