AMG初のEV専用モデル パフォーマンス重視
メルセデスAMG初の専用EVの正式発表まで、あと数週間となった。ポルシェ・タイカンと競合する超高出力のスーパーセダンのお出ましだ。
【画像】超高性能EVセダン、まもなくデビュー!【メルセデスAMGの新型EVプロトタイプと現行型GT 4ドア・クーペを写真で比較する】 全26枚
このモデルはV8エンジン搭載のGT 4ドア・クーペの実質的な後継車であり、革新的なドライブトレイン技術を搭載し、AMG史上最もパワフルなロードカーとなる見込みだ。
メルセデスAMGは2022年、『ビジョンAMG』と名付けられた4人乗りのコンセプトカーを公開し、母体であるメルセデス・ベンツのEVと、AMG独自のスポーツEVをどのように差別化するかを示した。
新型車はこのコンセプトの量産バージョンで、SLS、GT、GT 4ドア・クーペに続く、4台目のAMG専用モデルとなる。
現在、メルセデスAMGはSNS上でセダンのシルエット画像を投稿し、6月にフルデザインを公開すると述べている。ただし、具体的な日程はまだ明らかにされていない。
画像を見る限り、メルセデス・ベンツEQEやEQSよりも明らかにパフォーマンス重視で、はるかに低くシャープなシルエットとなっている。6つの円形テールライトやレーシングカー風のディフューザーなど、特徴的なデザイン要素を備えている。
3月にはプロトタイプの画像が公開され、ビジョンAMGコンセプトの基本スタイルを忠実に踏襲することが明らかになった。長く突き出たボンネットを備え、最低地上高とルーフラインが低いことがわかる。ただし、サイズ感はポルシェ・タイカンやルーシッド・エアなどに近く、広い後部座席と大きなトランクを備えたラグジュアリースポーツカーとなる可能性もある。
また、ダウンフォース強化と空力効率の向上のため、可変リアスポイラーとフラッシュ式ドアハンドルを採用するほか、分割式リアウィンドウも備えているようだ。コンセプトカーで目を引いたテールライトの進化形が、カモフラージュの下に隠れているように見える。
このモデルはハイパフォーマンスEVとして一から設計され、加速性能だけでなく、ダイナミクスと運転の楽しさも重視していると予想される。
パフォーマンス重視のEV専用プラットフォーム『AMG.EA』を量産車として初めて採用し、ヤサ(YASA)社が開発した小型・高出力のアキシャルフラックスモーター(軸方向磁束モーター)を搭載する。
ヤサのティム・ウールマーCEOによると、モーターの重量はわずか24kgで、81.5kg-mのトルクと480psの出力を発生するという。
これを2基併用すれば、合計出力約1000psと140kg-mのトルクも十分に射程圏内だ。
興味深いことに、メルセデス・ベンツの『ビジョン・ワンイレブン』コンセプトでは2基のモーターがいずれもリアアクスルに搭載されていた。ワンイレブンの発表では、後輪に両モーターを配置することによるパッケージングの利点が強調された。フロントエンドを地面にできるだけ近づけることで空力効率を最大化できる一方、コンパクトなモーターにより、十分な荷室スペースを確保できるからだ。
新型車にこのようなレイアウトを採用すれば、理論上、V8エンジン搭載のGT 4ドア・クーペと同等の実用性と史上最強のパフォーマンスを実現する、正真正銘のスーパーツアラーとなる可能性がある。
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