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ニッサンが第3世代e-POWERを新型キャシュカイで初導入。2026年度に登場のエルグランドでも採用予定

掲載 更新 33
ニッサンが第3世代e-POWERを新型キャシュカイで初導入。2026年度に登場のエルグランドでも採用予定

 日産自動車は6月26日、第3世代の“e-POWER”を搭載したクロスオーバーSUV『QASHQAI(キャシュカイ)』をヨーロッパで発表した。

 2025年9月に欧州市場にデビューする新型ニッサン・キャシュカイ。Cセグメント・クロスオーバーの同モデルには、第3世代となるニッサンの電動パワートレイン“e-POWER”が初めて搭載される。

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 新世代のe-POWERは、モーターをはじめ発電機、インバーター、減速機、増速機といった5つの主要部品をモジュール化した新開発の5-in-1 for e-POWERパワートレインユニットを採用。これにe-POWER用に設計され、熱効率42%を達成した1.5リッター3気筒ターボエンジンが組み合わせる。

 この新世代のパワートレインは、大幅に向上した燃費性能と、より高い静粛性が特長だ。とくに前者ではセグメントトップとなる低燃費を実現し、最大航続距離もディーゼル車並みの1200kmを誇る。

 また、ユニット自体の高剛性化と軸構造の最適化により、走行時の音や振動が低減。このほかにも高速走行時のエンジン回転数の抑制や、潤滑油の変更によってエンジン内部の抵抗を抑えることで、これまで以上の静粛性を実現しているという。

「第3世代e-POWERは、ニッサンのハイブリッド技術を再定義するものであり、あらゆる状況で滑らかで応答性の高い走行を提供します」と語るのは、ニッサンのチーフテクノロジーオフィサーである赤石永一氏。

「約10年にわたる開発における知見を集約し、より効率的で洗練された、競争力のあるシステムを実現しました。キャシュカイでの導入は始まりに過ぎず、2026年度には日本と北米市場への投入を予定しており、その他の市場にも順次投入してまいります」

 前述のとおり、今年9月より発売される新型キャシュカイはその後、アフリカおよびオセアニア市場にも順次展開される。また、第3世代のe-POWERは、2026年度の発売が計画されている新型『エルグランド』や、今年度中に北米市場に投入される新型『ローグ』にも搭載される予定だ。

[オートスポーツweb 2025年06月26日]

文:AUTOSPORT web
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みんなのコメント

33件
  • nor********
    企業のどうこう関係なく1台の車として普通に見て悪く無いデザインじゃないですか。
    T社よりデザイン的にはよっぽど、まともな車、ですよ。
    e-Powerも弱点の高速燃費を改善出来てれば普通に売れるでしょう。
  • alp********
    もったいぶっていないで今後の販売計画を示すべき。他メーカーの車に乗っている人が例えばキャシュカイが来年なり再来年に出ることがわかれば「いい車だからそれまで買い替えを控えてキャシュカイを買おう」という気になるだろう。販売数に困っているのだから、ユーザーが買いたくなる施策を貪欲に取るべき。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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