ポルシェは、シーズン10(2023-24)に向けたオフシーズンテスト開始を前に、ドライバーラインアップを発表。パスカル・ウェーレインとアントニオ・フェリックス・ダ・コスタのコンビを継続する。
この発表により、1月13日にメキシコシティで開幕するシーズンのドライバーラインアップが出揃った形となる。
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ウェーレインは昨シーズン、ディルイーヤePrixのダブルヘッダーとジャカルタePrixで優勝しランキング4位。DSテチータからの移籍で加入したダ・コスタは、ハイデラバードePrixとポートランドePrixで表彰台を獲得し、ケープタウンePrixで勝利している。
これにより、ポルシェはチームランキング4位を獲得。シーズン6から参戦しているポルシェにとって過去最高の成績となった。
シーズン10は10月24~27日に開催されるバレンシアでの公式プレシーズンテストで、いよいよ本格始動となる。ウェーレインやダ・コスタと共に、LMP3やGT4でドライブするガブリエラ・ジルコバがルーキードライバーとしてテストに参加する。
ポルシェによると、オフシーズンの間にソフトウェアシステムをさらに開発し、1ラップにおけるパフォーマンスの向上に特に注力したという。
昨シーズン、ポルシェはポールポジションを獲得できず。サンパウロePrixでダ・コスタが2番手となったのが予選での最高リザルトだった。レースペースでは優れており追い上げるシーンが多かっただけに、予選パフォーマンスの向上は大きな武器になるはずだ。
「我々は昨シーズンを深く分析することに時間を使った」
ポルシェのフォーミュラEプログラムディレクターのフロリアン・モドリンガーはそう語った。
「我々は自分たちの長所と短所を分析し、自分たちのパッケージがまだ引き出せていないポテンシャルを測った」
「シーズン10に関して我々が優先したのは、4台の99Xの競争力をさらに高めるためにソフトウェアの開発を進めることだった」
「もうひとつ重要なのは、予選パフォーマンスの向上だ。バレンシアでのテストを活かして、メーカーとしてもチームとしても、来シーズンに向けて体系的かつ綿密な準備を続けていく」
「2024年の我々の目標は、レースでの好成績を維持し、予選でさらに改善することだ」
シーズン9(2022-23)は、ポルシェのカスタマーチームであるアンドレッティのジェイク・デニスがタイトルを獲得。来季はアンドレ・ロッテラーに代わり、日産から移籍したノーマン・ナトーがデニスのチームメイトとなる。
かつてポルシェにも在籍していたロッテラーは、FIA世界耐久選手権(WEC)におけるポルシェのLMDhプログラムに専念するため、シングルシーターからの引退を表明している。
2023-24 フォーミュラE ドライバーラインアップ
■エンヴィジョン
ロビン・フラインス
セバスチャン・ブエミ
■ジャガー
ミッチ・エバンス
ニック・キャシディ
■アンドレッティ
ジェイク・デニス
ノーマン・ナトー
■ポルシェ
パスカル・ウェーレイン
アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ
■DSペンスキー
ストフェル・バンドーン
ジャン-エリック・ベルニュ
■マセラティ
マキシミリアン・ギュンター
ユアン・ダルバラ
■日産
サッシャ・フェネストラズ
オリバー・ローランド
■マクラーレン
ジェイク・ヒューズ
サム・バード
■NIO 333
セルジオ・セッテ・カマラ
ダニエル・ティクトゥム
■マヒンドラ
ニック・デ・フリーズ
エドアルド・モルタラ
■アプト
ルーカス・ディ・グラッシ
ニコ・ミューラー
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