Telegraph紙によると、元アルピーヌF1チーム代表であるオリバー・オークスの弟で、ジュニアフォーミュラに参戦するハイテックのディレクターを務めるウィリアム・オークスが5月2日にイギリス・ノーサンプトンシャーのシルバーストン・パーク地区で逮捕。その後メトロポリタン警察により、犯罪収益の譲渡容疑で起訴された。
メトロポリタン警察の広報官はTelegraph紙に対して、ウィリアム・オークスは「多額の現金」を所持していたところを呼び止められたとのこと。逮捕後、彼は5月3日にノーサンプトン判事裁判所へ出廷し、勾留された。
■オークスのアルピーヌ代表辞任、原因はブリアトーレとの不仲ではない?「あくまで個人的決断。フラビオは父のような存在」
ウイリアムズ・オークスの逮捕から1週間も経たないうちに、オリバー・オークスはアルピーヌF1のチーム代表を辞任。突然の発表に、暗い過去を持つチームのエグゼクティブアドバイザー、フラビオ・ブリアトーレは、陣営内での溝があるという噂を否定した。
「この24時間で、オリー(オークス)の辞任を不仲説や我々の見解の相違に関連付ける、間違ったことがたくさん言われた。これは全くのデマであり、真実とはかけ離れている」とブリアトーレはアルピーヌと連名でInstagramに投稿した。
「私とオリーは非常に良好な関係にあり、一緒にチームを前進させるという長期的な野望を持っていた。我々はオリーの辞任要求を尊重し、彼の辞任を受理した。理由はチームとは関係なく、個人的なモノだ」
一方でウィリアム・オークスは、ハイテックのFIA F2チームのオーナーを務めている。
かつてチームの支配権は、元F1ドライバーであるニキータ・マゼピンの父親ドミトリー・マゼピンが所有していたものの、ドミトリー・マゼピンがロシアのウラジミール・プーチン大統領と親しい関係にあることから、ロシアのウクライナ侵攻をめぐりイギリス政府から制裁を受けた。
それからわずか3日後、ドミトリー・マゼピンが持つチームの株式が買収され、ウィリアム・オークスがチーム支配権を取得。新会社を設立し、2022年にはチームのディレクターに就任した。
なお、ウィリアム・オークスの逮捕は、F1チームとは関係がないため、アルピーヌはコメントを発表していない。
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