現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【トピックス】レクサスUXが新しい顧客をディーラーに呼び込む理由があった!

ここから本文です

【トピックス】レクサスUXが新しい顧客をディーラーに呼び込む理由があった!

掲載 更新
【トピックス】レクサスUXが新しい顧客をディーラーに呼び込む理由があった!

発売からおよそ1カ月で約8800台の受注を記録するなど販売好調のレクサスUX。その人気の秘密を、このモデルに込められた狙いを解き明かすことで探ってみたい。(Motor Magazine 2019年1月号より)

豊かなライフスタイルを送るきっかけになるか!?
レクサスのSUVシリーズに加わったもっともコンパクトなモデル、それが“UX”だ。

運転免許証の番号、12桁の意味。最後のひと桁でアレがわかっちゃう!【くるま問答】

コンセプトは「クリエイティブ アーバン エクスプローラー」。クリエイティブは「創造的で洗練された暮らし」、アーバンは「都市に映えるデザイン」、エクスプローラーは「UXと過ごすお客様の新しいライフスタイルへの期待」を表す。荒野のオフローダーというよりも、都会派のクロスオーバーと言っていいモデルである。

「偶然ですが、頭文字を取るとCUE(きっかけ)という言葉にもなり、生活の変化を期待する人の背中を押し、豊かなライフスタイルを送るきっかけになってほしいという願いをひと言で表現できているため、とても気に入っています。単なる大小や車格にとらわれない独自の個性を持ったモデルにしたいです」とチーフエンジニアの加古 慈氏は語る。ユーザーの生活が変わるきっかけになるようなクルマを目指した、というのだ。

デザインのキーワードは“セキュア”。SUVに備わる安心感や力強さなどを意味するという。厚みのあるボディや、大きく張り出したフェンダー、そしてその下で四隅に踏ん張るかのような大径化したタイヤからは、確かに頼もしい力強さを感じる。リアランプは、まるでレーシングカーのウイングのようなユニークさ。デザインは大胆だが、それでも決して粗野な印象にならないのがレクサスらしさだろう。

インテリアもエクステリア同様に“セキュア”をテーマにしつつ、包まれすぎずに見晴らしのよい開放感が大切にされている。ドライビングポジションの姿勢がセダン的に寝ているのも、クロスオーバーらしさの表れだろう。

最新プラットフォームを投入、ハイブリッド車も2L仕様
ハードウエアの特徴はGA-Cプラットフォームと最新パワートレーンの採用だ。GA-CラットフォームはTNGAコンセプトから生まれたもので、プリウスを皮切りにC-HRやカムリなどに採用、低重心にこだわって基本性能を大きく向上させ、非常に高い評価を得ているものだ。

新しいUXでは、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤、開口部の環状構造などの採用でより高剛性なボディを実現。さらにアルミ製サイドドアや樹脂製バックドアなどの導入で、軽量化とさらなる低重心化を達成している。シャシ系にも新技術を盛り込み、これまでのGA-Cプラットフォーム採用モデルよりも一歩進んだ内容となっている。

新開発パワートレーンの搭載は、UXの最大の特徴だろう。新しく開発された2L直4エンジンは、クラス最高レベルとなる約40%の最大熱効率を実現。低燃費だけでなく最高出力174ps/最大トルク209Nmというスペックも十分。さらに軽快な回転フィールと心地よいエンジンサウンドまでも備えるという。そこに組み合わされるのが、新開発のダイレクトシフトCVTだ。発進用の1速ギアが装備され、ダイレクトな加速感とCVTならではの優れた低燃費性能を両立させる。

ハイブリッド用システムも2Lエンジンを組み合わせる新開発のものである。トランスアクスルやコントロールユニット、バッテリーは小型化されて、室内空間の拡大だけでなく低重心化にも貢献している。JC08モード燃費で27.0km/Lは立派な値だ。

UX200が2Lガソリンモデル、UX250hが2Lハイブリッドモデルで、各々にベースモデル、ミドルグレードの“バージョンC”、スポーティな“Fスポーツ”、ラグジュアリーな“バージョンL”を揃え、UX250hには後輪をモーターで駆動するE-Fourの4WDも設定される。

“Fスポーツ”には、走りのイメージを強める専用デザインのメーターパネルやインテリア、そしてスポーツシートを採用する。

洗練されたデザイン、評価の高いプラットフォームと最新パワートレーン、そして扱いやすいサイズ感と、ヒット作の要素はたっぷりだ。(文:鈴木ケンイチ)

レクサス UX200 “F SPORT” 主要諸元
●全長×全幅×全高=4495×1840×1540mm
●ホイールベース=2640mm
●車両重量=1490kg
●エンジン=直4DOHC
●排気量=1986cc
●最高出力=174ps/6600rpm
●最大トルク=209Nm/4000-5200rpm
●トランスミッション=CVT
●駆動方式=FF
●車両価格=443万円

レクサス UX250h “version L” 主要諸元
●全長×全幅×全高=4495×1840×1540mm
●ホイールベース=2640mm
●車両重量=1580kg
●パワートレーン=直4DOHC+モーター
●エンジン排気量=1986cc
●最高出力=146ps/6000rpm
●最大トルク=188Nm/4400rpm
●トランスミッション=電気式無段変速
●駆動方式=FF
●車両価格=509万円

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

マジですか!?!? [中国メーカー]がいよいよ本気出してきた問題
マジですか!?!? [中国メーカー]がいよいよ本気出してきた問題
ベストカーWeb
スバルの唯我独尊、レヴォーグレイバックを雪上で試す【九島辰也】
スバルの唯我独尊、レヴォーグレイバックを雪上で試す【九島辰也】
グーネット
有人タクシーの2倍の安全性!! アメリカで開始[完全無人タクシー]が凄すぎた
有人タクシーの2倍の安全性!! アメリカで開始[完全無人タクシー]が凄すぎた
ベストカーWeb
“魔法の泡立ち”でプロ級の洗車!「シュアラスター マジックフォーム」シリーズ新発売
“魔法の泡立ち”でプロ級の洗車!「シュアラスター マジックフォーム」シリーズ新発売
グーネット
沖縄発!“シーサー”フェイスの新EV「AIM EVM」 2人乗りOKの超小型モビリティ
沖縄発!“シーサー”フェイスの新EV「AIM EVM」 2人乗りOKの超小型モビリティ
グーネット
メルセデスAMG、マットゴールドに輝く『SL63 MANUFAKTUR Golden Coast』を設定。日本限定5台
メルセデスAMG、マットゴールドに輝く『SL63 MANUFAKTUR Golden Coast』を設定。日本限定5台
AUTOSPORT web
ホンダ F1マシンが東京を激走!「レッドブル・ショーラン」6年ぶり開催
ホンダ F1マシンが東京を激走!「レッドブル・ショーラン」6年ぶり開催
グーネット
5MTに700kg台!! [ミライースターボ]がマジで楽しいらしい
5MTに700kg台!! [ミライースターボ]がマジで楽しいらしい
ベストカーWeb
トヨタ FJクルーザー車検費用|相場、内訳、安くおさえる方法を徹底解説
トヨタ FJクルーザー車検費用|相場、内訳、安くおさえる方法を徹底解説
グーネット
市川團十郎親子が鈴鹿サーキットでモータースポーツ文化を体験。同乗走行で感動「プロの方々が走る土俵は違う」
市川團十郎親子が鈴鹿サーキットでモータースポーツ文化を体験。同乗走行で感動「プロの方々が走る土俵は違う」
AUTOSPORT web
タイトル防衛と奪還を目指す、トヨタの戦いがいよいよ開幕「2025年もGR010をさらに強くしたい」
タイトル防衛と奪還を目指す、トヨタの戦いがいよいよ開幕「2025年もGR010をさらに強くしたい」
AUTOSPORT web
えぇぇぇ!? [東京湾アクアライン]が実質[値上げ]ってマジ
えぇぇぇ!? [東京湾アクアライン]が実質[値上げ]ってマジ
ベストカーWeb
ハイブリッド車の「Bレンジ」はいつ使う?「バック」ではなく「ブレーキ」…「Bレンジは燃費がいい」の都市伝説は本当?
ハイブリッド車の「Bレンジ」はいつ使う?「バック」ではなく「ブレーキ」…「Bレンジは燃費がいい」の都市伝説は本当?
Auto Messe Web
【ギャラリー】レッドブル、2025年仕様のレーシングスーツを公開
【ギャラリー】レッドブル、2025年仕様のレーシングスーツを公開
AUTOSPORT web
“大型移籍”や異色の新外国人も。2025年スーパーフォーミュラ・トラックエンジニア一覧
“大型移籍”や異色の新外国人も。2025年スーパーフォーミュラ・トラックエンジニア一覧
AUTOSPORT web
テスト初日に骨折。ヤマハのジョナサン・レイ、岡本裕生が第1戦オーストラリアを欠場/SBK
テスト初日に骨折。ヤマハのジョナサン・レイ、岡本裕生が第1戦オーストラリアを欠場/SBK
AUTOSPORT web
365日頼れるステーションワゴン スバル・フォレスターへ英国試乗 大改善の新ステアリング
365日頼れるステーションワゴン スバル・フォレスターへ英国試乗 大改善の新ステアリング
AUTOCAR JAPAN
トヨタ/GRのWRC育成ドライバー4名が第2戦スウェーデンに参戦。スノーラリーで多くの経験を積む
トヨタ/GRのWRC育成ドライバー4名が第2戦スウェーデンに参戦。スノーラリーで多くの経験を積む
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

400.3491.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

199.2580.0万円

中古車を検索
UXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

400.3491.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

199.2580.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村