6月30日、ヒュンダイは、SUV「サンタフェ」の改良版に搭載するパワートレインのラインナップを発表した。
ほぼフルモデルチェンジ
ヒュンダイ「サンタフェ」は、韓国や北米、欧州市場で販売されているミドルクラスSUVだ。2018年にフルモデルチェンジを受け、4代目に進化した。
今回の改良で、内外装に変更がくわえられたほか、プラットフォームが一新された。搭載するパワートレインも見直されるなど、フルモデルチェンジといってもいいアップデートが図られている。
外装は、バンパー形状や灯火類のデザインを一新。フロントグリルは、ワイド化する一方で天地を短くしスポーティな印象を高めた。ヘッドライトはT字のLEDデイタイムランニングライトを組み込む。テールゲートには、水平のライトバーが追加された。
内装は、ギアセレクターをスウッチタイプに変更し、インパネ上部には10.25インチのインフォテインメント用タッチディスプレイを設置した。メーターは、12.3インチの液晶タイプ。
Ingo Barenscheeふたつのハイブリッドを設定
プラットフォームは、ヒュンダイの最新版にアップデートされた。空力性能が向上し、低重心化を果たしたという。居住性も向上し、2列目/3列目シートのレッグルームは、それぞれ3cm /4cm拡大した、とされる。
新たに追加されたハイブリッド仕様は、1.6リッター直列4気筒ガソリンターボと44.2kWを発揮するモーターを組み合わせる。システム総出力/トルクは230ps/350Nm。駆動方式はFWD(前輪駆動)と4WDから選べる。
2021年初頭には、PHV(プラグ・イン・ハイブリッド)仕様も追加される予定。おなじ1.6リッター・ガソリンターボに、66.9kWにパワーアップしたモーターを搭載、システム総出力はプラス35psの265psに達する。トルクは変わらず350Nmのままだ。駆動方式は4WDのみ。
トランスミッションはハイブリッド、PHVともに6ATで、バッテリーはフロントシート下に搭載されるため、居住性に影響しないという。
ディーゼル・エンジンも改良された。2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボは、改良前とくらべ19.5kgほど軽くなった。また、組み合わされるデュアルクラッチタイプのATは、7段から1段増え8段になった。
新型サンタフェは今秋販売開始予定。
文・稲垣邦康(GQ)
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