兄弟車のヴォクシーとともに人気の高い箱形ミニバン
兄弟車のヴォクシーとともに、5ナンバーサイズの箱形ミニバンカテゴリーで屈指の人気を誇るトヨタ ノア。
3列目シートでも窮屈感のない広い室内や多彩なシートアレンジ、乗り降りしやすい両側スライドドア、使い勝手の良いユーティリティなど、ミニバンに求められる条件を網羅しているのが魅力だ。
迫力ある顔つきでクールなキャラクターが与えられているヴォクシーに対し、ノアは親しみやすいシンプル&プレーンなデザインを採用している。
2代目は子育てファミリーに嬉しい機能を多数採用
現行型でシリーズ3代目を数えるが、予算100万円で狙うなら、2001年11月~2007年5月に生産された初代と、その後を次いだシリーズ2代目がメインターゲット。
2014年1月に登場した現行型にも、予算100万円圏内に物件がちらほら出回り初めているが、比較検討できるほどの台数はまだ揃っていない状況だ。
一方、初代は最も高年式でも10年落ち以上となり、流通量も減少しているため、今狙うなら2代目に的を絞るのが正解だ。
2007年6月~2013年12月に生産された2代目は、ヒットした初代の路線を踏襲しつつ、室内空間を広げたことで居住性、快適性がアップ。
さらにチャイルドシートの脱着が楽な回転2列目外側シートやフルフラットモードなど、子育てファミリーにうれしい機能も多数採用している。
エンジンは2タイプあり、いずれも2Lのガソリン仕様。
メインは143馬力を発生するタイプだが、スポーティなグレードに位置づけられるSi系には158馬力の高出力と低燃費を両立した高性能タイプが与えられている。
ハイバリューを追求するならスポーティなSiに注目
中古車流通量は増減はあるものの、おおむね1000台前後で推移。相場は順調に下落しており、平均価格はすでに60万円台まで下がっている。
100万円の予算があれば、2010年3月までの前期型を中心に、幅広い選択肢から好みの1台を選べる状況だ。
総額100万円以内で2代目前期型ノアを探すできるだけ安く手に入れたいなら、ベースグレードにあたるX系に注目。
両側電動スライドドアやアルミホイールといった上級装備は標準化されていないが、総額80万円前後で走行距離5万km以下の物件が狙えるのは大きな魅力だ。
Xをベースに片側電動スライドドアを標準装備するX Lセレクションも合わせてチェックしよう。
総額100万円以内で2代目ノアのX系グレードを探すハイバリューを追求するなら、ベースグレードのXを上回る装備や機能を備えた、ワンランク上のグレードに注目したいが、 機能性の高い2代目ノアの魅力を全部盛りにした最上級グレードのGは、残念ながら予算100万円圏内ではかなりレアだ。
そこでオススメなのが、高性能エンジンを搭載するスポーティ路線のSi。
エアロパーツによって、親しみやすいノアのルックスが、シュッと引き締まって見えるのも◎
こちらも決して選択肢は多くないが、タイミングが良ければ走行距離5万km以下の物件もヒットする!
総額100万円以内で2代目ノアのSi系グレードを探す文/中野剛、写真/尾形和美総額100万円以内で2代目ノアを探す▼検索条件トヨタ ノア(2代目)×総額100万円以下×全国
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みんなのコメント
増税にコロナで庶民の給与は良くて横ばい、悪けりゃ失業…
やっぱりこういった記事に目がいってしまう。
そりゃみんな金あれば安全装備満載の現行型を新車で下ろすよ。
確かに二代目も良いけどさ、どうせ古くて安い方が良いなら初代もまだ結果な台数走ってるよ!古くて困るのは当時のナビと自動ブレーキ等の安全装備くらいなもんで乗り心地や走りはビックリするほど差は無いよ。新旧それぞれ乗せてもらった感想です。