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シトロエン新型「C3ハイブリッド」を発表!快適性とデザインが進化した新時代のコンパクトカーだ

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シトロエン新型「C3ハイブリッド」を発表!快適性とデザインが進化した新時代のコンパクトカーだ

ステランティスジャパンは2025年10月5日、シトロエンブランドのBセグメント中核モデルである「C3」の第4世代となる「CITROËN C3 HYBRID(シトロエン シースリー ハイブリッド)」を発表した。48Vマイルドハイブリッド搭載による環境性能の向上を図ったほか、新世代デザインや新色ボディカラーも採用され、街に映える存在感を手に入れた。

独自の足まわりと新シートで上質な乗り心地を実現して快適性を極めた第4世代
2017年に日本導入された先代C3は、ユニークなデザインと快適な乗り心地で累計1万台以上を販売し、シトロエンのトップセールスモデルとなった。その後継として登場した新型「C3 HYBRID」は、ブランドの核を担うBセグメントモデルとして快適性と環境性能を大きく進化させている。

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最大の注目点は乗り心地の質感だ。シトロエン独自の「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」を全車標準装備とし、路面の凹凸をしなやかに吸収する乗り味を実現。

さらに「アドバンストコンフォートシート」によって、長距離でも疲れにくい上質な座り心地を提供する。これらの装備により、新型C3はBセグメント最高水準の快適性を誇るモデルへと進化した。

インテリアも大きく進化した。ダッシュボードは水平基調で視線移動を最小限に抑える設計とし、運転への集中を妨げない。MAXグレードではライトグレーのファブリックと合成皮革を組み合わせたシートを採用し、シルバーアクセントを効かせた上質な空間に仕上げている。

遊び心も健在で、各ドアに異なるメッセージタグを縫い付け、グローブボックス内には1919年からの歴代モデルが描かれるなど、ブランドのDNAを車内で感じられる仕掛けが散りばめられている。

新世代デザインと骨太なプロポーションを採用し新たなBセグの理想像を提示
新型C3はデザインも大きな転換期を迎えた。全高を従来比+95mmとすることで前席のヘッドクリアランスとドライビングポジションが向上し、視認性と快適性を両立した骨太なプロポーションを実現。取り回しの良さを維持しながらも、新しいBセグメントの理想像を提示している。

フロントマスクは、2022年のパリモーターショーで話題を呼んだコンセプトカー「Oli(オリ)」のデザインを継承した新世代フェイスを採用。

創業当初のロゴをオマージュした“ダブルシェブロン”が、ヘッドライトへと伸びる“シェブロンライン”とともにブランドアイデンティティを力強く表現している。3セグメント構成のLEDヘッドライトは遠目でもひと目でシトロエンとわかる存在感を放つ。

また、バンパー下部やリアドア後部にはカラフルな「カラークリップ」を配置し、フレンチブランドらしい遊び心を演出。MAXグレードではルーフからリアスポイラー、Cピラーまでつながる大きなツートーンルーフを採用し、街中でもひと際目を引く印象を与える。

ホイールにもグレードごとの差別化が図られ、PLUSにはツートーンカラーのフルサイズホイールキャップ付き17インチスチールホイール、MAXには17インチのダイヤモンドカットアロイホイールを標準装備。どの角度から見ても「新時代のC3」であることを主張する造形となっている。

高効率な48Vマイルドハイブリッドは力強さももたらす
パワートレインは、1.2L直列3気筒ターボエンジンに電動モーターと48Vバッテリーを組み合わせた最新のマイルドハイブリッドシステムを搭載。システム総合出力は110psを発揮し、街乗りから高速走行までスムーズで力強い加速を実現している。

このユニットは上級モデル「C4 HYBRID」とハードウェアを共有しつつ、軽量なC3の車体に最適化されたチューニングが施されている点が特徴だ。

WLTCモードでの燃費は22.3km/Lと、ガソリンエンジン車と比較して大きく燃費性能を高めている。ステランティスは今後、このハイブリッドシステムを他のコンパクトモデルにも順次展開していく方針であり、C3はその先駆けとなる存在といえる。

ボディカラーは全4色展開で、うち2色が新色だ。「ブルーモンテカルロ」は地中海の陽光を思わせる深みあるブルー、「ブライトブルー」は軽快で爽やかな印象を与える明るいブルーで、いずれも街中で存在感を放つ。

そのほか「ルージュ エリクシール」「ブラン バンキーズ」といった定番カラーもラインアップし、カラークリップとの組み合わせで見た目のバリエーションが広がる。

安全装備も充実しており、被害軽減ブレーキやレーンキープアシスト、ドライバーアテンションアラートなどを全車に標準装備。MAXではステアリングヒーターやスマートフォンのワイヤレス充電、自動防眩式ルームミラーなど快適装備も備わり、日常の使い勝手をさらに高めている。

価格は「C3 PLUS HYBRID」が339万円、「C3 MAX HYBRID」が364万円。シトロエンが培ってきた“快適性の哲学”を凝縮した新型C3は、コンパクトカー選びに新たな基準を提示する1台といえるだろう。

[ アルバム : シトロエン新型「C3ハイブリッド」 はオリジナルサイトでご覧ください ]

文:Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部
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