人気のダイハツのマイクロバスはKカーのカスタムシーンで勢力拡大中
軽自動車のカスタマイズシーンで、いま台数を増やしつつあるのがダイハツ・ムーヴキャンバス(以下キャンバス)。2021年のKING OF K-CAR MEETINGでは際立つ存在ではなかったと記憶するが、2022年はモディファイが一段と進み、目を引く存在となっていた。
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定番のVWタイプ2コーデから一歩抜け出したオリジナルスタイルを演出
その方向はその愛らしいルックスが往年のVWタイプ2(マイクロバス)をモチーフにしている(!?)こともあって、1990年代にタイプ2をベースにアメリカ西海岸で流行したキャルルックの方向でまとめた車両が目立った。だが、そこから一歩抜きんでた存在だったのがMさんの愛車だ。ちなみにキャルルックとは、原色系をベースとした陽気でポップなカスタムのこと。車種はタイプ2以外にVWタイプ1(ビートル)も多かった。
「内外装を含めてほぼすべて手を入れています。ただ、外観はシンプルにまとめているせいか、キャンバスオーナーやカスタムに精通した人は振り向いてくれますが、一般の人はほとんどカスタマイズしていると気が付かないですね」とMさんは語るが、それは細部まで違和感がなく、コーディネイトが行き届いている証。つまり、それだけクルマとしての完成度が高いというわけだ。
一見純正に見えるブルーは3代目ミニの純正色で全塗装
それではカスタマイズの中身を見ていくこととしよう。エクステリアは一見すると車高をローダウンしただけ(とはいえアクスルを入れてアーム加工を施すことで、キャンバーを付けながら極限まで落としており、ノーマルの足まわりだとこうはいかない)に見えるがさにあらず。
まず塗装。2トーンカラーが代名詞(単色もあり)のキャンバスだが、このカラーも純正色かと思いきやじつは全塗装している。各部にスムージングを施したうえで、3代目ミニのカリビアンアクアメタリック×パールホワイトにオールペン。さらにグリルやカウルトップもピアノブラックでペイントし、全身で輝きのあるボディを手に入れた。
エアロパーツはフロントとリヤともにD-SPORTで、前後バンパーに3代目ミニのUSマーカーをON。フロント部は本来ナンバープレートを装着するために一部切り欠き部分があるのだが、スッキリ見せるために真っ直ぐにラインを整えている。サイドはダイハツ・トコット用。ボリュームは持たせたいが横に張り出すのを嫌い、ボディに巻き込むように取り付けている。
ホイールはキャルではなく、クラシックなテイストを演出するワークのエクイップ40をセットし、リヤフェンダーのみカバーを付けてより車高を低く見せている。
ヘッドライトは純正をベースに大改造! まったく異なる顔つきに
ヘッドライト/テールランプはベースこそノーマルを生かしているが、内部は大改造。ヘッドライトは純正のウインカー位置にプロジェクターをセットし、ウインカーはCマークのポジションランプ位置に移動させ、デイライト/ポジションと共存させている。
テールランプは内部を全バラしてVWのテールランプを移植。まわりをボディ同色に塗装することで、前後のデザインを丸で統一した。そのほか、サイドミラーはウインカー内臓のミラ用にキャンバス用のユニットを組み込んで成立させ、ルーフキャリアはラパン用を延長加工して装着するなど、すべてオーナーが納得いくデザインに仕上げた上で装着している。
インテリアは目が痛くなりそうな眩しい純白。パールホワイトを基調にボディカラーと同じブルーをアクセントに添え、エクステリアとカラーを統一した。さらにレナウンのステアリングやウインクミラー(ワイド・ルームミラー)、サイコロクッション(ハンギングファンシーダイス。ギャンブラーの御守りとしてアメリカで流行し、日本ではムーンアイズから発売され人気を得た)などアメリカンなアイテムで室内にスパイスを添えるなど、雰囲気作りに抜かりはない。
尽きることないカスタムへの情熱。キャンバスの進化に終わりなし!
純正風だが、細部までスキなく手が入っている、まさにツウ好みのカスタマイズが施されたMさんのキャンバス。これで完成ですか?と尋ねると「天井の内張りには手が入っておらず、色が塗り終えていないパネルもあります。また、シートカバーはもう少しクラシックなモノに変更をしたいですし……」と今後やりたいことが口からとめどなく溢れだす。まさにカスタマイズに終わりなし。どこまで進化するのか、見届けたいものだ。
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みんなのコメント
私からしたら下品な車にしか見えない。
もっとかっこいい車はいる、書いた記者のセンスはない。