ニューステクノロジーと大和自動車交通は、プレミアムハイヤーサービス「TOKYO CHAUFFEUR SERVICE(トウキョウ ショーファー サービス)」において、訪日富裕層に向けて関東圏の紅葉名所を贅沢に巡るプラン「THE AUTUMN LUXURY RIDE」の予約販売を開始したと発表した。
同プランは、2024年の訪日外国人数が過去最多の3686万人を記録し、特に紅葉シーズンの10月(331万2000人、前年同月比31.6%増)と11月(31万87000人、同30.6%増)がいずれも過去最多を更新する中、オーバーツーリズムへの対応として企画された。
観光庁の調査によると、訪日外国人の旅行支出に占める「モノ消費(買物代)」の割合は26.1%にとどまり、2019年の34.7%から大きく低下している。一方で、「宿泊」「飲食」「交通」「娯楽サービス」などの「コト消費」にあたる支出は全体の約7割を占めており、旅行者の関心が「モノ」から「コト(体験)」へとシフトしている。
同サービスでは、レクサス『LM』やトヨタ『アルファード』をはじめとする高級車両で、混雑を避けながら五感を満たす極上の紅葉体験を提供する。車内には金木犀の香りがほのかに漂い、季節のおしぼりで心をほぐすおもてなしを用意。さらに、旅の証として「乗車記念証」を渡し、思い出として持ち帰れる「秋の装い」を体験できる。
大画面モニターには美しい紅葉映像と心地よいBGMが流れ、まるで秋の自然に包まれているような癒しの時間を演出する。もみじ饅頭や創作栗きんとん、日本茶や秋限定ビールなど、季節の味覚も用意し、味覚からも日本の秋を楽しめる。
専任コンシェルジュが紅葉の見頃や訪問エリアに合わせて最適なルートとスケジュールを提案し、専属のプロフォトグラファーが同行する撮影オプションもアレンジ可能だ。
運行期間は10月20日以降から11月末まで(予定)の平日限定。発着場所のどちらかが東京23区内となる。通常プランは日光・富士山・箱根・都内周遊の4つを用意し、日光・富士山・箱根の各プランは往復送迎と観光5時間を含む。都内周遊プランは3時間から利用できる。
特別オプションとして、紅葉シーズン限定の車内体験パッケージ(アルファード:1万円から、レクサスLM:1万5000円から)と、プロのフォトグラファー同行プラン(一律8万円)を提供する。
公式サイトより事前予約を受け付けている。
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