■ホンダのK・ロクスン選手今季4勝目
AMAスーパークロス第15戦は、ソルトレイクシティで日曜と水曜にレースが集中的に開催されている大会の5戦目となります。
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Team Honda HRCケン・ロクスン選手は、ソルトレイクシティで開催されるレースで初優勝を飾り、今シーズン4勝目を挙げました。戦績を振り返ってみると、2011年2位(250SX)、13年予選敗退(250SX)、17年負傷欠場、18年負傷欠場、2020年3位/5位/10位/5位というような巡り合わせの悪いものでしたが、ようやく初優勝を収めました。
第15戦ではコースレイアウトが大きく変わり、スタート地点が中央から端寄りに移設されました。計時予選でロクスンは、43秒860を記録して5位。その後のヒートレースでK・ロクスン選手は、スタートトゥフィニッシュを決め、順調に決勝進出を果たします。
メインレースでは、1コーナーの進入で後れを取ったK・ロクスン選手ですが、イン側を巧みにすり抜けて3番手で立ち上がります。そして4周目には、Red Bull KTMクーパー・ウェブ選手をかわしてトップに浮上。残り29周のレースで中盤以降は3秒強のセーフティリードを保ち、ソルトレイクシティ初優勝を果たしました。今回の勝利によってK・ロクスン選手は、C・ウェブ選手をかわし、ランキング2位に再浮上しています。
ランキングトップは、第15戦も3位表彰台を獲得したMonster Energy Kawasakiイーライ・トマック選手です。
■Team Honda HRCケン・ロクスン選手
今日は本当にうまくいきました。メインレースでは最後まで全開で走れそうな手応えがあって、それがよかったのだと思います。最近の何レースかにおける不振や体調のことを考えると、すべてを解決するにはもっと日にちがかかると思っていました。
今回のヒートレースではホールショットからトップだったし、首尾上々でした。マシンの感触も良好で、あちこち少しずつアジャストしてきた結果、今日はすべてがまとまっていました。今回のコースレイアウトも気に入りました。特に荒れたフープスが得意で、あそこで差をつけることができたと思います。やっと優勝できましたが、このところ3レースほど苦戦していたので、自分だけでなくチームにとってもうれしい勝利でした。
これまでネガティブだったことを一気にポジティブに変換できたのです。チームと自分のために勝つたび、初優勝のような喜びを感じます。今日は我々がベストでした。すばらしいことです。チームも自分も最高の気分で水曜のレースに臨みます。
■Monster Energy Kawasakiイーライ・トマック選手
全体的には良いレースだった。フィーリングも良かったし、途中まではグルーブに乗っていました。しばらくはプッシュしてみたましたが、あまり激しい走りをしても意味がないことに気がつきました。勝利とは言えないが、大局的なことを考えているので、結果には満足しています。
※ ※ ※
AMAスーパークロスは、あと2つのレースが残っており、第16戦は今週水曜日に行われ、最終戦は6月21日に開催されます。
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