アルファタウリの角田裕毅がF1アメリカGPに向けてコメント。チームとしてこれまで好結果を残してきたサーキットだが、今年は厳しい戦いになるかもしれないと気を引き締めた。
先日行なわれたカタールGPでは、予選11番手とまずまずの位置につけた角田。決勝レースは、タイヤにトラブルが発生する懸念が明らかになったことで、使用周回数の上限が設定される異例のレースとなった。角田はそんな決勝に、新品タイヤを豊富に残した状況で臨むことができたが、それを十分に活かすことができず、結局15位でのフィニッシュとなった。
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「カタールは僕らにとって素晴らしい週末にはなりませんでした。予選はうまくいきましたが、グランプリではペースが足りなかったんです」
そう語る角田。アメリカGPからはメキシコシティGP、サンパウロGPと3週連続でグランプリに挑むことになるが、トラブルのない日々を過ごしたいと気を引き締める。
「3週連続開催のレースは、どれも興味深く、異なる課題を抱えています。毎週末レースに挑めるのは嬉しいですが、チームメンバー……特にメカニックにとっては大変な日々になると思います」
「彼らがスムーズにレースに挑めること、そして3週間にわたってトラブルのない日々を過ごせることを願っています」
サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行なわれるアメリカGPは、角田にとっては縁起の良いコース。2021年は9位、2022年は10位と、2年連続で入賞を果たしているからだ。
ただ角田は、今季も同じように良い成績を残せるかどうかは分からないと気を引き締める。
「オースティンはこれまでに何度か入賞しています。そしてサーキットも、そして街も楽しい場所です」
そう角田は言う。
「サーキットはとても面白いです。前半部分は鈴鹿に似ているところがあり、高速シケインを高速で駆け抜けます。クルマの向きを次から次に変えていくので、ドライブするのがとても楽しいです。そして最初のコーナーは上り坂で、エイペックスが見えない独特なコーナーになっています」
「僕らのチームは、最近はここで非常に良い成績を収めてきました。だから今週末を楽しみにしていますが、今回どれだけうまく戦えるかと予測するのは難しいです。ストレートが長く、今年はこれまでのところそういう状況で少し苦戦してきましたから……コーナーでタイムを取り戻すことを目指したいと思います」
「カタールほど苦しむことはないと思いますが、それでも僕たちにとって厳しいチャレンジになることは、間違いないと思います」
今回のアメリカGPも、前戦のカタールGPと同じF1スプリントを行なうフォーマットで週末を戦うことになる。そのため、フリー走行が金曜日の1回限りとなっており、各セッションをクリーンに過ごしていくことが重要になる。
「今週末もスプリントが行なわれる週末なので、金曜日のフリー走行からクリーンなセッションを行なうことが重要なのは分かっています。正直言って、これまでのスプリントを行なう週末は、スプリントシュートアウトで混乱し、全てをうまくまとめられたことがないです。今回は、うまく戦い抜きたいと思います」
「もしマシンがうまく機能するのであれば、あらゆるチャンスを最大限に活用するために全力を尽くすつもりです」
角田は時差ボケ対策のため、月曜日にオースティン入り。体調を入念に整えているという。
「僕は月曜日からオースティンにいます。時差ボケを克服するためです」
「ここは素晴らしい街で、やるべきことがたくさんあります。食べ物も美味しくて、特にブリスケットが大好物なんです」
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みんなのコメント
クルマも合ってないとなると…
しかしとんでもない駄作だな今年のタウリ車