日本のエンデューロにおいてザ・スタンダードというべきYZ250FXが、フルモデルチェンジ。すでに海外仕様はOff1.jpでも報じていたところ、本日6月20日に国内リリースとなった。
YAMAHA
YZ250FX
¥918,000 9月20日発売
峠道でこそ輝く!? 新型「KATANA」試乗インプレッション!
すでにOff1では、鈴木健二によるインプレッションを掲載済み。ぜひこちらも参考にしてみてほしい。
国内で発表されたフィーチャー
同社のモトクロッサーをベースとしているYZ250FXは、クロスカントリー向けに仕様変更済。
まず、エンジンマウントに関しては、メインブラケットに6mm厚の補剛材を追加。XC向けということで、より剛性を落とす手法をとるメーカーが多い中、逆張り。テンションパイプ配置の最適化など専用セッティングを施すことで、縦・横・捻れの剛性を平均約15%アップしているという。設計思想としては、フレームでしならせるよりもサスペンションにしっかり仕事をしてもらおう、という方向性だ。当然ながら、前後サスはXC向けにリセッティング済。
高回転域の性能向上は、ハードEDにも
2019年モデルのYZ250Fを追随する形でニューエンジンとなったYZ250FXだが、Fの高回転域の制の向上を引き継ぐ形をとった。特に、XCでは長いヒルクライムなどでギヤを長く使えることが有効であり、幅広いレベルのライダーにマッチするのではないだろうか。
YZ450FXで先行していたスマホチューナーも、もちろん装備。当日のセッティングを聞きに、ヤマハピットを訪れる人も、増えそうだ。
クラッチもYZ250Fとは特性を変更、耐久力を向上しているという。
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