■ボディ大型化・価格高騰のイマ「求められるクルマ」か
ボディサイズの拡大が進む新車ですが、かつてはミニバンであっても非常にコンパクトなモデルも多くありました。
なかでも、トヨタはかつて全長3.7mほどのサイズに3列シートを配したモデルがあったのです。
【画像】超カッコイイ! これが全長3.7mの「トヨタミニバン」です! 画像で見る(22枚)
SUVが台頭する現在でも、多人数が乗れる両側スライドドアミニバンは非常に高い人気を持ちます。
しかし、かつては5ナンバーの小型車だったコンパクトミニバンのトヨタ「ノア/ヴォクシー」、日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」は、セレナの標準モデルを除き、全車が全幅1700mmを超える3ナンバー車になるなど、ボディサイズが大型化。
道幅が広くなったわけでもなく、駐車場の大きさも変わらないことから、こうした3ナンバーボディのモデルを忌避したい人も多くいます。
それゆえ、現在はトヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」など、全長4.5mを切る小型ミニバンが非常に人気です。
いっぽう今から24年前、トヨタが2000年9月に発売した「スパーキー」は、ほとんど軽自動車サイズながらも7人乗りを実現していたのです。
スパーキーは両側スライドドアを持つコンパクト3列シートミニバン。製造元はダイハツで、同社からも「アトレー7」という名称で販売されました。
ダイハツ名からわかるように、ベース車は軽キャブオーバーワゴン「アトレー」を採用。ボディを延長し、エンジンも排気量アップさせたことで、普通車(小型車)登録のミニバンとして展開されました。
ボディサイズは、全長3765mm×全幅1515mm×全高1895mm、ホイールベースは2430mmです。
基本的にエクステリアはアトレーの面影を強く残していますが、専用の大型前後バンパーやサイドガーニッシュにより、軽自動車以上の存在感を表現。全長の延長にも役立っていました。
インテリアもアトレー同様ですが、リアのオーバーハングを延長したことで、室内長は2585mmとミディアムミニバン並みの広さを確保し、大人7人が十分に過ごせる空間を創出しています。
また、専用のシート表皮やドアトリム、木目パネルを備えたことで、高級感を演出。アトレーとは異なるクラスであることを表現していました。
セカンドシートは480mmのロングスライドを確保し、さらにセカンドシートとサードシートを折りたたんで床下に収納できるという画期的な「ハイダウェイシート機構」を採用。
多彩なシートアレンジを実現し、7人フル乗車からラゲッジルームを最大まで拡張した2人乗りワゴンとして、さまざまな用途に対応しています。
パワートレインは、最大出力90馬力/6000rpm・最大トルク125Nm/4400rpmを発生する1.3リッター4気筒DOHCエンジンを搭載。これに4速ATもしくは5速MTを組み合わせます。
安全装備としては全車にABSおよびデュアルエアバッグにプリテンショナー&フォースリミッター付シートベルト(前席)を採用していたほか、サイドエアバッグをオプション設定するなど、軽自動車をベースとしながらも、当時としては非常に高い安全性能を追求していました。
また、上級モデルではキー操作なしでドアロック解除やエンジン始動が可能な「キーフリーシステム」(のちのスマートキー)をオプション設定するなど、実に意欲的なモデルだったのです。
デビュー当時の新車価格は、131万5000円から170万円。ミニバンとしては当時でも割安で、大きな魅力でした。
しかし、販売面では少々苦戦します。
全長は稼いだものの、全幅の拡大は図っていなかったために手狭だったことや、軽自動車ベースのため走行性能ではやや劣っていたこと、またエクステリアも軽自動車を無理やり大きくしたようなデザインで評判は芳しくなったのです。
2002年にはロールーフモデルを追加したり、乗降性が不評だった2列目シートを、乗り降りしやすい6:4分割にするなどのマイナーチェンジを実施しましたが、2003年8月に生産終了。3年にも満たない短命モデルでした。
※ ※ ※
スパーキーの生産終了から20年以上が経過した現在、大きくて豪華な3列目シートミニバンが大多数を占めるようになり、このような簡素なモデルは1台も存在しません。
新車価格の高騰が続く中で、こうした安価でシンプルなモデルがあってもいいのかもしれません。
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みんなのコメント
広げただけ、当時は力も無かったのもあると思う
スバルが先だったんじゃ無いかなあ?
いつも二番手