■一番安い「ルークス」どんなモデル?
軽自動車は「スーパーハイトワゴン」が主流となっていますが、年々装備が充実化され、安全装備や運転支援技術群なども搭載された影響で、200万円超えの価格設定が当たり前です。
【画像】超カッコいい! これが163万円の「4人乗り軽ワゴン」です! 画像を見る
そんななか、日産「ルークス」は、最廉価グレード(2WD)なら163万7900円と、かなりお求めやすい価格設定です。
一体どのような仕様なのでしょうか。
ルークスは、「ルノー・日産・三菱アライアンス」に属する日産が販売している軽スーパーハイトワゴンで、現行型は2020年に誕生した3代目。
初代(2009年)はスズキ「パレット」のOEM、2代目(名称は「デイズルークス」)は設計と製造をグループ企業の三菱が担当したのですが、現行モデルでは設計は日産が担当、開発自体は日産と三菱の合弁会社「NMKV」が担当しています。
日産の設計となったことで、2代目の三菱設計(「eKスペース」)とは違う、独自の凝ったデザインが採用され、特にフロントマスクは「Vモーショングリル」を取り込んだ、先進的でスタイリッシュなエクステリアが特徴となっています。
ちなみに全国軽自動車協会連合会の集計による販売台数ランキングでは12位というポジションです。
そんなルークスについて、日産ディーラーに勤務経験があり、現在は独立して、自身のショップを経営しているT氏に話を聞いてみました。
「昨今の軽自動車は性能もサイズもほぼ同一で、差別化を図るにはブランドイメージとデザインが大きく影響してきます。
ルークスは、初代がスズキのOEM、2代目は三菱の姉妹モデル(OEM)と、日産独自のモデルという認識がユーザーにはあまりないかもしれませんが、スペック的にも使い勝手でもライバルに劣らない完成度は持っているのです」
ルークスは、標準モデルとカスタムモデルの「ハイウェイスター」という2タイプをラインナップしたほか、減速エネルギーを発電に回しリチウムイオンバッテリーに蓄える「スマートシンプルハイブリッド(マイルドハイブリッド)」を搭載。
上位グレードには、日産が開発した運転支援技術「プロパイロット」も搭載されるなど、ライバルにはない特徴も持っています。
そんなルークスの最廉価グレード「S」は、実は狙い目モデルとなっているようです。
「163万円台の廉価モデルは、売れ筋グレードと比較すると、スライドドアが手動、エアコンがマニュアル式、オーディオレスなので新たにオーディオやナビの装着を考える必要がありますが、先進安全装備は全グレード共通で標準搭載しています。
4WDモデルの設定もありますが、ターボエンジンの設定はありません」
このような装備内容なので、難しい操作を好まないベテランドライバーには意外にも好評なグレードだとT氏は言います。
実際T氏が販売したケースでは、自営業で社用車を兼ねて購入したオーナーがいたとのこと。
ナビゲーションはスマホアプリで代用し、オーディオも必要最低限の社外品を装着、その代わり仕事用の道具をたくさん積むという使い方をするということで、Sグレードでもまったく問題なかったと言います。
釣りやキャンプなど趣味用のセカンドカーとしては、かなりいい選択になるのではないかとT氏はいいます。
商用車では味気ないけど、軽スーパーハイトワゴンの広い車内に趣味の道具をたくさん積んで、ときには軽く車中泊もしてといった使いかたを考えている人には、最適なグレードというわけです。
※ ※ ※
かつては最廉価グレードといえば、かなり装備がチープでした。それが最近では最低限の快適装備は付いているし、安全装備もしっかり備わっています。
むしろ使わない装備ばかり無駄に付いているより、悩まずに道具として使えるという、潔いグレードともいえそうです。(くるまのニュースライター 金田ケイスケ)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
道の駅ブチギレ! 怒りの「電気ぜんぶ消す!」“異常事態”に反響殺到!「大迷惑です…」「もっと厳しくしろ!」の声も! “苦情”にまみれた「憩いの休憩所」一体何があった!? 岡山
価格35万円! リッター49.3km走るホンダ「”新”スクーター」登場に反響“殺到”! 「フルフェイスが2個入る!」「他のスクーターには戻れない」広々ラゲッジの原付二種モデル「リード125」26年1月に発売
新車99万円から! トヨタ最新「軽セダン」に反響殺到! 「豪華な雰囲気」「昭和を思い出す」の声も! 往年の高級車ライクな“キラキラ外装”もイイ! 高級感漂う「ピクシス エポック」の組み合わせに注目!
約169万円! “デカグリル”採用のトヨタ「“5人乗り”スライドドアワゴン」! 「TOYOTA」文字ロゴもイイ「SUVワゴン」ダンクとは
自衛隊基地にロシア製軍艦が出現! 越軍フリゲート7年ぶり2度目の来日 その目的は?
道の駅ブチギレ! 怒りの「電気ぜんぶ消す!」“異常事態”に反響殺到!「大迷惑です…」「もっと厳しくしろ!」の声も! “苦情”にまみれた「憩いの休憩所」一体何があった!? 岡山
「国鉄色」に鉄道ファンはなぜ沸き立つ? そもそも塗らないでいいのに…車両の色がここまで大ゴトになる理由
スズキで一番売れている登録車は「ジムニー」でなく「ソリオ」。なぜ快進撃を続けるのか? 両車を深掘りして見えた“解”とは
中国軍機が自衛隊機にレーダー照射!“2回”であることが持つ意味とは 今後は「頻繁に照射」される可能性も?
座席が無い「真っ白の新幹線」来年デビュー!日本初の画期的な車両に 東北新幹線で運行
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事はいかがなものか…
しかも売れているデリカミニを巻き込んで…