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Blembo(ブレンボ)が上海モーターショーで「GREENTELL」を初公開

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Blembo(ブレンボ)が上海モーターショーで「GREENTELL」を初公開

ブレンボは、上海モーターショー2025で、革新的なディスクブレーキシステム「GREENTELL SET」を発表した。

ブレーキシステムのリーディングカンパニー「ブレンボ(Brembo)」は、優れた性能はそのままに、さらに環境負荷を低減する、新しいディスクとパッドで構成される「GREENTELL SET」を開発した。これは、NEV(新エネルギー車)から内燃機関車まで、プレミアムカーから小型商用車まで、あらゆるタイプの車両に適した極めて汎用性の高いブレーキシステムだとしている。

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“GREEN”と“INTELLIGENCE "の融合から生まれた「GREENTELL」は、環境への影響を最大85%削減しつつ、ブレーキシステムに求められる、耐久性とダスト排出の削減を実現している。

新しい純正ディスクとパッドは長寿命、低排出ガス、高性能を実現。

ブレンボでは、規制や法律に従うだけでは終わりません。革新と持続可能性への献身が、期待を上回る製品を生み出す原動力となっています。私たちは、顧客と最終消費者が私たちに最高のものを期待していることを理解しています。だからこそ、常に最先端を行くソリューションを提供することに全力を尽くしているのです。ブレンボCEO ダニエーレ・シラーチ

このソリューションの背後にある技術革新は、レーザー金属蒸着(LMD)技術によるニッケルフリーの二層コーティング(特許出願中)の適用で、ブレンボは長年にわたってこの技術を改良し、LMDを生産工場にシームレスに統合してきた。

LMDプロセスによる二重コーティング層を独自のブレーキパッドに適用することで、性能を損なうことなく、ディスクの耐性と耐久性を大幅に向上させることができる。そして、このコーティングは、インテグラル、デュアルキャスト、軽量、フローティングなど、さまざまなタイプのディスクにも適用することができる。その性能は、パッドと組み合わせることで、コーティングを施していない同等の鋳鉄製ディスクと比較して、表面の摩耗を80%確実に低減するという。さらに、GREENTELL SETは、2026年に施行されるブレーキシステムの排出ガス規制Euro7に対応し、制動時のブレーキダストの排出を約90%まで大幅に低減する。

このディスクには、ブレンボのロゴタイプによるイージーチェックのマークがあり、自動車メーカーのロゴでカスタマイズすることも可能となっている。イージーチェックの画像がブレーキ表面から消えたら、ディスクの交換時期を示す。ブレンボはまた、粒子状物質の排出を研究するための最先端技術のひとつである、独自の粉塵測定テストベンチを開発した。

ブレンボは技術革新の最前線に立ち続け、車両性能を高め、より持続可能な未来に貢献するブレーキソリューションを常に開発している。

Text:アウトビルトジャパンPhoto:Brembo

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みんなのコメント

1件
  • jli********
    曙ブレーキがキャリパー供給してるポルシェのPSCBと似たようなもの?
    ローター減らずダストも出ない、PCCBほどバカ高くないって売り文句で、ダスト(ほぼ)出ないからとキャリパー白く塗ってるやつ。あんまり付けてるの見かけないけど。
    今までダストや減りに無とん着だったけど、新しい排出物規制はさすがに無視できないか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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