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F1スプリント予選導入を歓迎するドライバーたち「週末の緊張感が高まる」「最初から最後までプッシュできるのは嬉しい」

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F1スプリント予選導入を歓迎するドライバーたち「週末の緊張感が高まる」「最初から最後までプッシュできるのは嬉しい」

 F1の新たな構想である予選スプリントレースについては、ファンの一部に反対論もある一方で、ドライバーの多くはこのアイデアを気に入っているようだ。

“スプリント予選”は、2021年の3戦において導入され、最初に実施されるのは第10戦イギリスGPであることが決まっている。2戦目は第14戦イタリアGPになると考えられており、3戦目にはヨーロッパ以外のグランプリが選ばれる。

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 この新フォーマットでは、金曜日の午後に通常の形での予選が行われ、その結果で土曜日の午後に実施される100kmのスプリント予選のグリッドが決まる。そしてスプリント予選の結果は、日曜日の300kmに及ぶグランプリ決勝のグリッドに反映される。

 第3戦ポルトガルGPで、何人かのドライバーがスプリント予選システム導入について意見を述べたので、そのコメントを紹介しよう。

■シャルル・ルクレール(フェラーリ)
 このことにトライすることができてうれしいよ。3つのグランプリでこれを試してみる、というのは良いと思う。何より大切なのは、日曜日の決勝レースの価値を毀損しないこと。それがメインのレースだし、メインのレースであり続けるべきだから。でも、スプリントレースを実施するのは面白いと思う。誰もが1周目から最終ラップまでマシンを最大限にプッシュして走るだろう。ドライバーとしてみれば、うれしいことだよね。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス)
 僕はこれまで常に、1年間のなかで異なるレースに何らかの異なるフォーマットを取り入れる必要があると言ってきた。F1が開かれた気持ちで物事を考えているのは良いことだ。このスポーツが今回の実験的なウイークエンドを通じて、将来より良いレースの仕組みを作っていく方法について、多くを学べるよう願っている。

■ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
 正直に言ってワクワクしているよ。今回の変更で、少し興奮度が高まると思う。プラクティスに関心を持つ人は明らかに多くはない。だから、金曜に予選、土曜にスプリント予選、日曜に決勝という形で3日間を適切に進めるのは面白いコンセプトだと思うんだ。まずやってみて、どうなるか見てみるべきだ。とにかく僕は楽しみだし、もしもこれでアクションや興奮度が高まるのだとしたら、関係者全員にとって良いことだ。

■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
 ウイークエンドの緊張感が少し高まるだろうね。もちろん、準備時間は短くなるし、コースに出たと思ったらすぐに最終セットアップを行わなければいけなくなる。けれど、それは全員同じ条件だ。どんな感じなのか、僕らが気に入るか、ファンの人たちが気に入るか、新フォーマットが週末に何をもたらすのかは、実際にやってみれば分かるだろう。

■キミ・ライコネン(アルファロメオ)
 僕には特に意見はない。正直に言って、これらのレースでどのようにレギュレーションが適用されるのか知らないんだ。今はまだごく初期段階だし、まず1戦やってみて、そうすれば僕たちももう少し分かると思う。何らかの影響があるのか、何の影響も出ないのか、まずは見てみよう。

■角田裕毅(アルファタウリ)
 何か違うことにチャレンジするのは良いと思う。スプリントレースは良いアイデアだよ。シルバーストンでのスプリントレースは良いと思う。ただ、最初のプランではブラジルでスプリントレースを実施するということになっていたけれど、ルーキーの僕はブラジルを走ったことがない。他のルーキーもまだ走ったことがないと思う。スプリントレースをやる場合、(金曜の)フリー走行2がなくなり、FP1だけですぐ予選を走ることになる。ルーキーにとっては少し難しい状況だね。

 でもシルバーストンは良いと思う。僕はあそこで走ったことがある。経験があるから賛成だ。走ったことがないコースだと少し難しくなるだろうけど、シルバーストンでのスプリントレースには賛成だし、本当に楽しみだよ。

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