2021年、セルジオ・ペレスはアレクサンダー・アルボンの後任としてレッドブルF1に加入した。彼はチームメイトのマックス・フェルスタッペンという強力なライバルと対峙することになるが、彼はこれまでF1で培ってきた豊富な経験が鍵になると考えている。
ダニエル・リカルドがチームを離れて以来、レッドブルはフェルスタッペンのチームメイトを入れ替え続けている。ピエール・ガスリー(現アルファタウリ)、アルボンのふたりはチームから求められるリザルトを十分に達成できず、そのシートを失っている。
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ただ彼らはどちらもF1での経験が少ない状況でトップチームのシートに座っており、プレッシャーへの対処において厳しい面もあったと言える。
今回新たに加入するペレスはF1でのキャリアが10年に及ぶベテラン。彼自身もうまくプレッシャーに対処することができると自信を持っているようで、うまく結果を残せず苦しんだマクラーレン時代(2013年)を含むキャリアで学んだ教訓が役に立つと考えている様子だ。
フェルスタッペンとの対峙において経験はどれほどの武器になるのか? そう問われたペレスは「僕としては正直、とても大きな武器だと思っている」と答えた。
「F1の世界に身を置いていて、物事が上手く進んでいないときはプレッシャーに激しく打ちのめされる。ただ以前にもそれを経験したことがあるなら、やるべきことに集中するようになるだけなんだ」
「技術的には、キャリアを通じて多くのスキルを得ていく。僕は自分がちょうどその素晴らしい時期にあると思っているんだ。僕のキャリアの素晴らしい時期にチャンスが来た。上手くいくと思う」
またペレスはフェルスタッペンとの対決という挑戦に恐れはないとしており、レッドブルの環境に適応する時間があれば、自身に何ができるのか、それを真に示すことができるだろうと話している。
「僕は自分の能力を疑ったことはない」とペレス。
「全てを手中に収めるまでは時間の問題だと思うし、時が経てば分かることだ。ただマシンに乗る前に知っておくべきこと全てを一度把握する必要があるね。まだ僕はそのレベルにないんだ」
ペレスはレースウィークにおいて自身とフェルスタッペンが“レースと予選”という異なる強みをもたらすことで、互いを上手く補い合うことになると考えている。
「僕の私見だけど、マックスは予選でとても強い。だから彼は予選での良いベンチマークになるだろう。僕の強みは日曜日。レースペースや組み立てだ。だからとても上手く組み合わさっていると思う。マシンから最大限の結果を得られることを願っている」
そして今季の目標については、RB16Bにふさわしい結果よりも“さらに上”を目指すという野心的なモノを示した。
「マシンのパフォーマンスを超えることだ」
ペレスは目標についてそう語る。
「チャンピオンシップを勝つのに十分良いマシンを手にしたなら、それを確実に勝ち取る。もし2番目に良いクルマを手にしていたなら、それでも勝つことだ。(目標は)マシンのポテンシャルを超えることだよ」
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