MotoGP第19戦オーストラリアGPがフィリップアイランドで開幕。初日のプラクティスではアプリリアのマルコ・ベッツェッキがトップタイムを記録した。
FP1では母国戦のジャック・ミラー(プラマック)が最速となっており、プラクティスでもその好調さを維持できるかが注目された。
■インドネシア転倒は「僕の判断ミス」とベッツェッキ。痛む身体でオーストラリアGPに臨む
予選Q1とQ2のグループ分けに関わってくるプラクティスということで、セッションが始まるとライダー達が一斉にアタック。タイムは一気に縮まっていき、ベッツェッキがマークした1分27秒867が暫定トップとなった。
ベッツェッキのタイムはコースレコード(1分27秒246)更新まで約0.6秒ほどと、すでにかなりのハイペースだったが、ここからさらに競うようにタイムが更新されていった。
ペドロ・アコスタ(KTM)、ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(VR46)らが1分27秒7台のタイムで一度暫定トップを更新すると、今度はベッツェッキが1分27秒516をマーク。レコードに更に接近した。
フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は好調不調の波が激しく、オーストラリアGPでもマシンがなかなか決まらない様子で、序盤はコースインした後に、マシンの上でがっくりと項垂れる場面も見られた。ただその後の走行では、暫定5番手まで盛り返した。
セッション25分経過を前に、ジャンアントニオが自己ベストを更新。中古タイヤだったが、1分27秒483を記録して暫定トップタイムをも塗り替えた。なおその少し後、アコスタがターン4で転倒。低速だったこともあり怪我はなく、自走でピットに戻ることができた。
FP1で最速だったミラーは、プラクティス残り15分というところでアタックすると、1分27秒406の暫定トップタイムをマークした。ただ他のライダー達もこの頃からトップ10入りを狙ったアタックに入り始めており、ミラーはすぐにトップから陥落した。
予選さながらのアタックが行なわれていくと、ベッツェッキが1分27秒099をマーク。レコードタイムを更新する速さを見せると、さらに連続アタックで1分26秒580という驚異的なタイムを記録。新レコードを樹立した。
ヤマハのアレックス・リンスやファビオ・クアルタラロ、ジャンアントニオ、アレックス・マルケスらが彼に次ぐ速さを発揮するものの、0.3~0.4秒の差が残り、ベッツェッキがライバルを圧倒した状況でプ各車がラストアタックに向かった。
ベッツェッキはラストアタックで1分26秒492とさらにレコードタイムを更新。これを超えるライダーは現れず、プラクティストップタイムとなった。
2番手タイムでベッツェッキに迫ったのは、同じアプリリア陣営のラウル・フェルナンデス(トラックハウス)。3番手はジャンアントニオだった。
なおプラクティスでのサプライズとなったのは、8番手タイムに滑り込んだポル・エスパルガロだ。負傷欠場のマーベリック・ビニャーレス(テック3)の代役にもかかわらず、KTM陣営最速(次点は10番手のアコスタ)となり予選Q2直行を勝ち取った。
オーストラリアGPが復帰戦となっている小椋藍(トラックハウス)は、トップから1.428秒差の18番手タイム。予選はQ1スタートだ。
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それぐらい速い