オートポリスで行なわれているスーパーGT第6戦。10月23日午前に行なわれた公式練習では、GT300クラスの18号車UPGARAGE NSX GT3が2度に渡ってストップし、赤旗の原因となってしまった。
18号車は小林崇志がドライブするセッション中盤にストップ。その後名取鉄平のドライブで再度コースインを果たしたものの、GT300専有走行が開始された直後に再度マシンを止めてしまった。
■【スーパーGT】SUGOでトラブルに苦しんだトヨタ・スープラ陣営、第6戦は3台がエンジン交換でペナルティへ。根本の原因は車体側?
一瀬俊浩エンジニアによると、2度にわたるストップの原因はオルタネーター、つまり電気系統のトラブルだったという。一度は問題の原因を確認して修復作業を行ない、コースに送り出したものの、また同じ問題が起きてしまった形だ。
一瀬エンジニアは次のように語る。
「1回目のストップに関しては発電機、オルタネーターのベルトが外れてしまったことが原因でした。そのことが確認できたので、ベルトを付け直して出ていったのですが、同じ症状に悩まされました」
「オルタネーターではプーリーにベルトが走っている訳ですが、そのベルトに対してテンションをかけるオートテンショナーと呼ばれるものがあります。その固定点にクラックが入ったみたいです。そのせいで力が逃げてしまってテンションがかからず、ベルトが逃げてしまったのではないか、という説が濃厚ではあります」
「ただ、それがいつから起きたのかは分かりません。また、ベルトが飛んでいった時にクラックができたという可能性もあるので、それが本当の原因かは調べているところです」
なお18号車は当該部品を新品に交換したため、トラブル原因解明中ではあるものの13時55分開始予定の予選には出走できる見込みだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
【角田裕毅F1第5戦分析】問題を抱えながらも最後列スタートを選択。リタイアに終わるも一段と成長した振る舞いを見せる
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
【MotoGP】苦境が好転しないホンダ、チーム側も予想外? 「理論的には良い改善をしているはずなのに」と困惑
「何か“茶色いモノ”が……」石浦宏明、ST-Q32号車のドライブ中に小動物とニアミスの珍事/スーパー耐久
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?