■バーゲンプライス! エントリーモデルは1180万円から
GMジャパンは、米国を代表するハイパフォーマンス・スポーツカー、新型「シボレー コルベット」の国内における仕様および価格を決定した。
【画像】ライバルはフェラーリ! 最新コルベットを徹底チェック!!(18枚)
日本に導入されるコルベットのモデルと車両価格(消費税込、以下同)は次のとおりだ。
・コルベット クーペ 2LT:1180万円
・コルベット クーペ 3LT:1400万円
・コルベット コンバーチブル:1550万円
ハンドル位置はコルベットブランドとして初となる右ハンドルのみ。クーペモデルには「2LT」と「3LT」の2トリムが用意された。
最大のトピックは、コルベットとして初採用のリトラクタブルハードトップを採用した「コンバーチブル」の導入であろう。従来のソフトトップに比べると、より静粛なキャビンとセキュリティの向上、シームレスな格納によるクリーンな外観を実現ており、48km/hまでの走行時なら所要時間わずか16秒で開閉が可能となっている。
さらにトップ収納時もゴルフバッグ2個分を搭載可能なトランクスペースを確保し、フロントの収納スペースと合わせてクーペと同等の実用性を維持している点もポイントが高い。
また日本国内モデルのみの装備として、最新のナビゲーションシステム「クラウドストリーミングナビ」を標準搭載。これは、GMジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビとなる。
トンネルなどのGPS測位が出来ない環境でも自律航法が可能で、常に最新の地図にストリーミングすることで、データ更新の煩わしさがないのが特長だ。ただし、こちらのサービスは、車両に搭載された専用端末機器からクラウドストリーミングナビサーバーへのアクセス、およびナビゲーションにおける地図情報と交通情報を提供するサービスとなり、ソフトバンクが運用する4G通信網による電気通信サービスを利用して提供されるため、正規ディーラーでの新規利用申込みが必要となる。
●8世代目「コルベット」とは
8世代目となる「シボレー コルベット」のワールドプレミアは、2019年7月にアメリカでおこなわれた。それまでのフロントエンジン・リア駆動ではなく、コルベット初となるミッドシップの駆動レイアウトを採用したことで、かつてない新次元のパフォーマンスと最上級の操作性・快適性が実現されている。
搭載されるエンジンは、気筒休止機構を備えた6.2リッターV型8気筒。最高出力は502ps/6450rpm、最大トルクは637Nm/5150rpmとなる。これに組み合わされるトランスミッションは、8速DCTだ。
スリーサイズは、クーペ/コンバーチブルともに、全長4630mm×全幅1934mm×全高1234mm。車両重量はクーペが1526kg、コンバーチブルが1572kgとなる。
その洗練されたデザインと快適かつ圧倒的なパフォーマンスは北米のジャーナリストからも高い支持を獲得し、「2020北米カー・オブ・ザ・イヤー」に選出されている。
アジアプレミアとなったは、2020年1月のオートサロンであった。
ちなみに、日本における車両名称は、「スティングレイ」がつかず、「シボレー コルベット」となる。デリバリー開始は、2021年5月を予定している。
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みんなのコメント
それでも1000万ちょいで、この性能が買えるならコスパ最強だと思う。
馬、牛買えない層のアイドル的存在になると思う。