2020年のMotoGPは新型コロナウイルスの影響によって、第5戦スペインGPまでの延期が決まった。開幕戦カタールGPではMoto2、Moto3クラスのレースは実施されたが、MotoGPクラスのレースは中止されている。
現時点ではMotoGPの再開は5月中旬のフランスGPとなる予定だが、新型コロナウイルス感染拡大の中心は今やヨーロッパに移っており、再開は6月のカタルニアGPまでズレ込むという予想もされている。
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仮にカタルニアGPでシーズンが再開された場合、ライダーは2月末のカタールテストでマシンに乗ってからゆうに3ヵ月間の期間が空くことになる。
KTMのモータースポーツディレクターであるピット・ベイラーは、プロモーターのドルナ・スポーツとカタルニアでテストの機会を設けること、もしくは別の場所で開幕前にテストを行なうことについて話し合いを行なったと認めている。
motorsport.comがベイラーに対してシーズン開幕前にテストを行なう可能性について聞くと、彼は「それは既に計画されている」と答えた。
「これは非常に重要なことだ。なぜなら我々はこの状況ではライダーをバイクに乗せることも、ショーを見せることもできないんだ。素晴らしいテストになるだろうし、それから再スタートを切るだろう」
ドルナとMotoGPは新型コロナウイルスのパンデミックへの対策に最も積極的な組織のひとつだった。素早く開幕戦でのMotoGPクラス中止を決め、続く3戦の延期と、カレンダーの組み換えも行なった。
ベイラーはドルナ及び統括団体の国際モーターサイクリズム連盟(FIM)との意思疎通は優れたものだと称賛している。ただ現在の情勢では、今後のカレンダーの絶え間ない更新は馬鹿げたものだ、とも認めている。
「彼らのコミュニケーションは素晴らしいものだった」と、ベイラーは言う。
「FIMの会長は常に私、そして同様にドルナへ連絡をしてくれていた」
「とても密な情報交換があった。我々ひとりひとりが自分のプログラムを続けようとすることは全く自然なことだ」
「だが毎日新しいカレンダーが送られてくるのはイライラすること、そして馬鹿げていることに気がついたんだ。なぜならいつになったら再開できるのかは誰も知らないからだ」
「第2段階では、我々は解決策が出るまで詳細にカレンダーに対処するのではなく待つべきだということに同意した。そして我々はプロモーター、オーガナイザー及びマニュファクチャラーと話し合いを持たなければならない」
「今、我々は現実的であることが必要だ。多くの友人がいる大好きなイタリアのことを考えれば、彼らの経験している困難は我々に届いている。スケジュールを組む必要は無いんだ」
「ウイルスは既にロードマップを必要としていないことを示している」
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