子育て世代におススメのクルマと言えば、圧倒的にミニバン。スライドドアや広々とした後席シートは一度体験したら普通のクルマには戻れない。でもミニバンを選べない、もしくはミニバンに乗りたくないというファミリーも多いのではないだろうか。そんなあなたに、快適なファミリーユースができ、中古車のタマ数も非常に多い至極の一台を紹介していこう。ミニバンじゃなくても、アレに乗れば家族でのドライブも快適だ。
文:佐々木 亘/画像:トヨタ
子育てカーでミニバン以外の選択肢がほしい? それならトヨタ プリウスって手もあるゾ!!
【画像ギャラリー】なかなか内装もイイじゃん!! 家計にも優しく子育てにも優しい! プリウスってかなりファミリカー向きじゃんね!!(13枚)
確かにミニバンは最高だけどね
子育てにちょうどいいファミリカーとして人気なミニバンはやはりシエンタだろう
出産や育児を機に、クルマを買い替える人は少なくない。特に夫婦二人で運転席・助手席に乗っていたクルマに、あのデカいチャイルドシートが積み込まれ、子のお世話のために後部座席への乗車を余儀なくされると、これまで快適だった愛車も手狭に感じてしまうだろう。
かく言う筆者も独身時代から夫婦二人での生活をしていた頃は3代目プリウスに乗り、必要十分以上のカーライフを送っていたが、子どもが生まれてクルマの使い方が大きく変わり、子どもが1歳になるタイミングでノアに乗り換えた。
開口部が広く狭い駐車場でもドアを全開にできるパワースライドドアがあることで、チャイルドシートでの乗降は格段にしやすくなったし、高さに余裕のある車内では、オムツ替えや着替えはもちろん、食事をとらせるのも楽。
ファミリーがこぞってミニバンに乗る意味が、使ってみるとよくわかる。しかし、駐車場の問題などでミニバンを選べないという子育てファミリーもいるだろう。そんなアナタには立体駐車場にも余裕で入り、広々使いやすいあのクルマがおススメなのだ。
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子育てなら4代目がおススメ! 現行型は子どもが大きくなってから
オススメは4代目! かつ2018年にマイナーチェンジして以後の後期型
何かとお金のかかる子育て期。クルマにかかるコストはできるだけ下げたいだろう。そんな時の強い味方は何と言ってもプリウスだ。圧倒的な燃費性能が、ガソリン代を大幅に引き下げ、家計をアシストしてくれること間違いなし。
プリウスは現行型で5世代目を数える。ただ、現行型が子育てにおすすめかというと、是が非でもというわけではない。子育て期(特に乳幼児期から小学校卒業くらいまで)におすすめしたいのは、今から10年前に登場した4代目となるZVW50型のプリウスである。
おすすめの理由は2つ。1つは3代目との比較で室内長が105mm、室内幅が20mm大きくなっていること。室内高こそ30mm低くなっているのだが、長さと幅が大きくなっている分、後席空間が広い。
さらに重要なのがリアシートの座面長。3代目との比較になるが、座面が長く傾斜もなだらかになっているベンチシートのため、シートに寝かせてのオムツ替えや子どもを座らせての着替えがしやすいのだ。
ちなみに5代目の現行型プリウスは、全体的に大きくなっているものの、デザインや低重心化によって、室内空間の犠牲が大きい。子育てカーとしては、その魅力を落としてしまった。
4代目の後期型を中古で探そう
内装もなかなか広く、リアシートも子育てに優しいつくりとなっている
すでに登場から10年が経過する4代目プリウスの中古車価格はかなりお手頃。上級グレードでも100万円前後まで落ちてきており、台数も多いため良い個体に巡り合えるだろう。
しかしながら子育ての期間、ある程度長く乗り続けたいなら、予算を200万円中盤ぐらいまで引き上げて、4代目プリウスのマイナーチェンジ(2018年)以降モデルを狙って欲しい。トヨタセーフティセンスが全グレードで標準装備され、安全面が大幅強化されたためだ。
2022年式のAグレード以上、AC100V・1500Wの電源ソケットが付いたモデルが、乗り出し価格で250万円くらい。人気が高く中古車価格が高騰する低年式のミニバンを買うよりも、安価で長持ちする良いクルマ選びができると思う。
チャイルドシートを付けても狭くなく、ベビーカーも余裕で乗せられるプリウス。ミニバンじゃなくても、快適な子育てカーライフを送ることはできるぞ。
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みんなのコメント
わざわざ車内でおむつを替えなくても、今は多目的トイレがどこにでもあるし。
トヨタセーフティセンスが標準装備されているはずなのに、相変わらずプリウスミサイルは炸裂しているw