HWAは、2020年のFIA F3に参戦するドライバーラインアップを発表。ジェイク・ヒューズ、エンツォ・フィッティパルディ、ジャック・ドゥーハンの布陣で戦うことを明らかにした。
メルセデスのモータースポーツにおける前線部隊として活動するHWAは2019年からFIA F3への参戦をスタート。ヒューズが1勝・1ポールポジションを記録してドライバーズランキング7位となった。2020年はそのヒューズに、ふたりの“サラブレッド”を加えたラインアップとなる。
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1970年代のF1で2度のワールドチャンピオンに輝いたエマーソンを祖父に持つフィッティパルディは18歳。現在はフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の一員であり、2018年イタリアF4チャンピオン、2019年フォーミュラ・リージョナル欧州選手権ランキング2位という実績を残し、トントン拍子でのステップアップとなった。なお、彼の実兄であるピエトロはB-Max Racing with Motoparkから2020年スーパーフォーミュラに参戦する。
HWA加入に際して、フィッティパルディ本人は次のようにコメントした。
「非常に競争力が高く、チャレンジングなFIA F3に参戦するのが待ちきれない」
「この新しい冒険にHWAレースラボから参戦できることも楽しみだ。フェラーリ・ドライバー・アカデミーとスポンサーたちの継続的なサポートに感謝する」
一方、ロードレース世界選手権の500ccクラスで5連覇を果たした2輪界の伝説、ミック・ドゥーハンを父に持つジャック・ドゥーハンは、2018年にシングルシーターでのキャリアをスタートさせたばかりの16歳。2019年はアジアンF3で笹原右京に次ぐランキング2位となった。また彼はレッドブルのジュニアドライバーであり、2020年も引き続きサポートを受けるものと思われる。
父のミック・ドゥーハンは、息子のステップアップについてコメントを残した。
「ジャックが今年、HWAとFIA F3に参戦することを楽しみにしている」
「今月17歳になる彼がこの選手権に参加することは大きなジャンプアップとなるが、HWAは良く面倒を見てくれるだろう。外から彼の活躍を見るのを楽しみにしているよ」
HWAの代表であるウルリッヒ・フリッツは、フィッティパルディとドゥーハンを起用した理由は彼らの“血統”ではなく、純粋な実力を見込んでのものだと強調した。また、彼らの成長にあたって、F3規格のカテゴリーではベテランとなったヒューズの存在が役に立つだろうと語った。
なお、HWAは2020年シーズンからFIA F2への参戦もスタートする。ドライバーはアーテム・マルケロフとジュリアーノ・アレジだ。
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