F1第10戦カナダGPでは、メルセデスが今季初勝利。ジョージ・ラッセルが完璧な走りでポール・トゥ・ウインを飾ると、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリも3位に入った。18歳のゴールデンルーキーにとっては、これがF1初表彰台となった。
つい3年前まではF4でレースを戦っていたアントネッリ。フォーミュラ・リージョナル、そして“飛び級”で参戦したF2をそれぞれ1年で卒業してF1までたどり着き、いきなり強豪メルセデスのシートを得た。デビュー戦では波乱のレースで4位に入ったが、ここ数戦はトラブルや不運に見舞われポイントを獲得できないレースが続いていた。
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しかし今回、アントネッリは王者マクラーレン勢を抑え切り、ラッセルとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ3位の座を手中に収めた。デビューから10戦目での初表彰台で、彼が11歳の頃から目をかけてきたメルセデスの期待にひとつ応える形となった。
なお、18歳でのF1表彰台は史上3例目ということになるが、8月に19歳となるアントネッリはフェルスタッペンの持つ最年少表彰台記録(18歳7ヵ月/2016年スペインGP)には及ばず。それでもフェルスタッペン、ランス・ストロールに次ぐ歴代3位の好記録だ。
この結果には、サーキットで息子のレースを見届けていた父マルコ・アントネッリも興奮気味で、Sky Sportsのインタビューにこう答えた。
「信じられない。F1に来てたった10戦目で……彼は本当によくやった」
「マイアミでは初ポール(※スプリント予選)、そして今回初表彰台だ。マクラーレン勢に追われるというのは、F1の洗礼を受けている感じでストレスもすごかったが、彼は見事に乗り越えた」
一方でレースを走った息子本人も、ストレスフルなレースであったと振り返っており、次のように語った。
「本当にストレスになったけど、すごく嬉しい」
「スタートがうまく決まって3番手に上がれたので、そのまま前で粘ることができた。最後のスティントではマックスの後ろでプッシュしすぎて、左フロントタイヤを少し傷めてしまった。それで最後はちょっと苦しかったけど、表彰台に乗ることができて本当に満足している」
「このサーキットは僕たちにとって相性がよかったし、週末を通してクルマもすごく良かった。この勢いを次のレースにもつなげていけたらいいね」
なおアントネッリはセーフティカー(SC)先導の下でチェッカーを受けた後、SC宣言が解除されていない状態で他の車両を追い抜いてしまったことで審議の対象となっていた。しかし下された裁定は警告のみとなったため、3位という順位に変わりはない。
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みんなのコメント
これが才能だよね。
「自分用のマシンじゃないから結果が出ない」みたいなこと言って現実逃避するしかない連中とは違うね。