F1エミリア・ロマーニャGPの予選は、アルファタウリ・ホンダにとっては明暗両方が混在するセッションになった。ピエール・ガスリーは5番グリッドを獲得した一方で、角田裕毅はQ1でクラッシュしたことによりノータイム……最後尾から決勝を戦うことが決まった。
しかしクラッシュしたとはいえ、角田に速さがあったのも事実。これについて、チームのテクニカルディレクターであるジョディ・エギントンは、次のように語った。
■角田裕毅、予選Q1で痛恨のクラッシュ「プッシュしすぎた……馬鹿げたミスだった」
「週末を通じて我々のマシンのペースは速く、ふたりのドライバーがパフォーマンスを発揮し、マシンのパフォーマンスを引き出している」
そうエギントンは語った。
「残念ながら、ユウキは少しやりすぎてしまった。彼の言葉によれば、興奮していたようだ。スロットルを貪欲に開きすぎてしまい、マシンをスピンさせてウォールにぶつかってしまった。しかし彼のそれまでのパフォーマンスを考えれば、トップ10に入る可能性があったことも間違いない」
角田のマシンは、リヤが大破していた。実際には、どれほどのダメージが及んでいるのか? エギントンは次のように説明した。
「ギヤボックスは半分が壊れた。だから、もう使えない。パワーユニットに関しては、現在よく検証しているところで、何が起きているのかを調べている。リヤサスペンションやリヤウイング、ボディワークなどにもダメージが及んでいる。しかし、現時点ではシャシーには問題がないようだ。それが現在までで分かっていることだ。それほど悪い状況ではないが、メカニックは忙しくなるだろう」
角田はクラッシュしたことについて「興奮しすぎた」と語ったが、もう少し落ち着くように言うべきか? そう尋ねられたエギントンは、次のように語った。
「彼はテストからこれまで、分別をわきまえて行動することができてきたと思う。そう言うのがフェアだろう。しかし彼は金曜日のFP2で良いパフォーマンスを発揮した。今日も良いパフォーマンスだったし、あのアタックの序盤も、うまく始めた。その早い段階でトラフィックに遭ったり、何かおかしなことをするということもなかった」
そうエギントンは説明する。
「セクター1はとても素晴らしかった。セクター2はまずまずだった。彼は縁石に乗った際、スロットルを少し早く開けすぎたんだ。それで全てを失ってしまった」
「今回のことは、キャリアの早い段階で、若いドライバーに起きることのひとつに過ぎないと思う。どんなドライバーも、こういうことを常に経験している。彼がプッシュしすぎるような傾向にあるとは思わない。ただ、今日は全てを失ってしまったというだけだ」
「後から考えれば、彼はもう少し余裕を持つこともできたのかもしれない。でもこれも、新人が成長していくひとつの段階だと思う」
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