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マクラーレン600LTスパイダー、蜘蛛をモチーフにした12台の特別仕様車が北米に上陸

McLaren 600 LT Spider Segestria Borealis by MSO

マクラーレン600LTスパイダー、蜘蛛をモチーフにした12台の特別仕様車が北米に上陸

マクラーレン600LTスパイダー セジェストリア ボレアリス by MSO

北米に到着した最後の600LTスパイダー

マクラーレン600LTスパイダーの北米割り当て分、最後の12台が上陸を果たした。12台は“スパイダー スパイダー”の愛称を与えられたマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)仕様。車両価格は27万5500ドル(約2970万円)で、現在米国内販売店で注文を受け付けている。

特装やビスポーク車両を担当するMSOが手掛けた特別な12台の600LTスパイダーは、ヨーロッパ最大のクモと言われるエンマグモの一種「Segestria Florentina」をイメージしたカラーリングを採用。クモをイメージした2座オープンスポーツというのが愛称“スパイダー スパイダー”の由来である。

黒の身体に緑の“牙”をもつ蜘蛛がモチーフ

Segestria Florentinaはオスが最大16mm、メスだと最大23mmまで成長し、真っ黒な身体に鮮やかなグリーンの鋏角(付属肢)を持つ。

“スパイダー スパイダー”のボディにはボレアリス ブラックと呼ぶMSO専用のカラーを採用。見る角度によって黒や深緑、紫、ボルドーなどオーロラのように複雑な表情を見せる。そこにクモの“牙”よろしくネイピアグリーンの鮮やかな2本のラインを描き出した。

ブレーキキャリパーも同じくネイピアグリーンに塗装。ドアミラーやリヤウイングには蜘蛛の巣をモチーフにしたグラフィックを配している。

さらに「MSO クラブスポーツパック」を装備しており、レーシングタイプのシートやインテリアトリムに軽量なカーボンファイバーを使用。チタン製のホイールボルトも装備した。

蜘蛛の巣のグラフィックを随所に配置

内装にも印象的なブラック×グリーンの配色を採用。ブラックのアルカンターラを基調に、ステッチやステアリングホイールのアクセントにグリーンを用いている。また、シートのヘッドレスト部分には蜘蛛の巣をモチーフにした刺繍をあしらった。

バウワース&ウィルキンスの12スピーカーオーディオシステムや、サーキット走行時のデータを記録できるマクラーレン・トラック・テレメトリー、リヤビューカメラ&パーキングセンサー、リフトアップ機構などを無償で追加することもできる。

ロングテールの名を冠したスパルタンなオープンスポーツ

600LTスパイダーはクーペの600LTと同様に期間限定生産車両として登場。LT=ロングテールの名を冠した5番目のモデルとして2019年1月に発表された。

最高出力600ps/最大トルク620Nmを発生する3.8リッターV8ツインターボを搭載する600LTスパイダーは、ベースとなった「570Sスパイダー」から100kgもの軽量化を実現。クーペの600LTからの重量増をわずか50kgに留め、スパイダーながら1297kgという乾燥重量を実現した。

その結果、0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速は8.4秒と、600LTクーペからわずか0.2秒落ちという抜群の加速性能を記録。最高速度はクローズドで324km/h、オープン時は315km/hに達する。

ロングテールという伝統の称号を与えられたオープンスポーツ、600LTスパイダー。その刺激的なドライビングパフォーマンスはひとたびステアリングを握った者に強烈な記憶を刻みつけた。ちなみにSegestria Florentinaに噛まれるとかなりの激痛が走るそうで、その痛みは数時間消えないという。

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