テーラーメイドプログラム最新作『ピローティ・フェラーリ』
フェラーリは6月13日、2025年ル・マン24時間耐久レース開催地であるフランスのサルト・サーキットで、『フェラーリ296スペチアーレ』の特別仕様を初公開した。
【画像】フェラーリ296スペチアーレの特別仕様とイメージ元にの2023年ル・マン優勝車! 全54枚
296スペチアーレは先日発表されたばかりの296GTBのハイスペックモデル。今回初公開されたのはそんな296スペチアーレをテーラーメイドプログラムの最新作『ピローティ・フェラーリ(Piloti Ferrari)』で仕上げたものだ。
公開されたモデルのカラーリングは、2023、2024年にル・マンに参戦し2年連続総合優勝を果たした499Pからインスピレーションを受けており、WEC(世界耐久選手権)のロゴ、イタリア国旗、51のカスタムナンバーがハンドペイントされている。51はもちろん、2023年の100回大会で優勝したマシンのゼッケンナンバーに由来する。
また、アルカンターラが張られたレーシングシートは、ワークスドライバーのドライビングスーツと同じ耐火ファブリックを使用。インテリアにも51が入るなど、『あらゆるディテールにドライビングエクスペリエンスが反映』されている。
ただこれはあくまで一例であり、『エクスクルーシブなカスタム』が可能だ。
公式スポーティング活動に参加するオーナーにだけ提供
フェラーリはこの特別な仕様を『WECでの成功を祝い、フェラーリ・クライアント・ドライバーに敬意を表してデザインした』とプレスリリースで記し、『競技・非競技を含むフェラーリの公式スポーティング活動に参加するオーナーにだけ提供される』としている。
フェラーリは生産台数が限られていることもあり、手を挙げれば誰でも購入できるというわけではなく、その中で296スペチアーレのような特別なモデルは、入手するのは高いハードルがある。そんなモデルをベースにスポーティング活動、つまりモータースポーツを行っているオーナー限定となれば、より希少性は高まるというもの。
フェラーリのブランド価値や希少性を生み出す手法には長年驚かされてきたが、ワークス復帰後2年連続で総合優勝ということで、それをフィーチャーしたということだろう。
プレスリリースの見出しには『フェラーリ・クライアント・レーシングドライバー専用のエクスクルーシブな仕様が登場』とあり、恐らく日本で納車されるのは数台レベルになると思われる。
本稿執筆時点ではル・マン決勝スタート前だが、もし3年連続……となれば、『ピローティ・フェラーリ』の価値はさらに高まりそうである。
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