新型エルグランドで気になるのが、乗る人の満足度を大きく左右する2列目の仕上がりだ。なかには登場直後から賛否を呼んだポイントもあったが、実際に日常で使い込んでみると印象がガラリと変わる部分も!? では、本当に快適なのか、それとも惜しいところがあるのか? カタログだけでは分からない使い勝手まで、オーナー目線でじっくりチェックしていく!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】フロントシートのポジションメモリーはドア側! 実用性も高い新型エルグラの内装をじっくりチェック!(10枚)
「可動式アームレスト」が意外とイイ!?
愛車になった新型エルグランド。エクステリアからフロントシート周りの良し悪しはレポート済みなので、今回はセカンドシートのマルバツをオーナー目線で評価する。世間では悪評が目立つアレが意外と良かった!?
セカンドシートは全グレードキャプテン仕様。ここで賛否両論あったのが可動式アームレストで、「高級感がない…」「固定型のほうがイイ」といった意見が見られた。実際に使うまでは真相不明だったが、筆者は可動式で良かったと思っている。
まず、上質な印象はあるし、アームレスト幅も十分。それでいて、3列目へのウォークスルーが行いやすい。さらに、背もたれを大きく倒して休みたい時やPC作業を行いたい場合に肘掛けが邪魔になる場合もある。固定型だと我慢して座るしかないが、可動型だと格納して快適度がまずパターンも。ファミリーカーとしてウケがいいのも可動タイプだろう。
セカンドシートの魅力は他にもある。デュアルリクライニング機構により、上半身部位だけを調整可能。リクライニングしすぎると身体に負担がかかり、逆に寛げないと感じたこともあったが、そういった不満を中折れ機能が解消してくれる。
背もたれをグイッと倒しつつ上半身だけを起こすと、かなり快適な姿勢に。視線は前を向いているので前方の景色が見えて酔わないし、スマホを触る際も真上を向かなくて済む。デュアルリクライニングは全てのミニバンに採用してほしいほど素晴らしいギミックなのだ。
オットマンまで記憶する!? 2列目の装備充実ぶりがスゴい
シートメモリー機能はセカンドシートにも備わる。こちらも魅力的で、ニュートラルポジションとリラックスポジションを登録しておけばワンタッチで姿勢を変更可。新型エルグランドはデュアルリクライニングに加えてオットマンもメモリー可能。アルファード/ヴェルファイアに対して優れている部分でもある。
シートベンチレーションがセカンドシートにも備わったり、AC100V/1500Wコンセントが付いていたり、装備面はおおむね満足。メーカーオプションのツインサンルーフを選択すればチルト&スライド可能なサンルーフが前後席それぞれに装着される。
一方、電動サンシェード不採用は数少ない不満の一つ。ルークスと同じでは車格相応と言えず、高級感が足りない。また、シェード自体の面積もガラスに対して足りていない。あとは、サイドテーブルのカップホルダーが浅いのも惜しい。少し加速しただけでドリンクが転がり落ちてしまう。
というわけで新型エルグランドのセカンドシートに注目してオーナー目線でマルバツを評価してきた。次回はラゲッジエリアの隠れた良さを紹介しよう。
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